メキシコの伝統を彩る「クエルボ・エスペシャル」の新デザイン登場

メキシコの伝統を祝う「クエルボ・エスペシャル」の新デザイン

アサヒビール株式会社は、メキシコをはじめとしたラテンアメリカの文化で大切にされている“死者の日”に合わせ、世界的なテキーラブランド「クエルボ」から新しい限定デザイン商品を発売します。この商品は、テキーラ「クエルボ・エスペシャル」と「クエルボ・エスペシャル・シルバー」の2種類で、9月17日より数量限定で販売がスタートします。

商品のデザインには“死者の日”を象徴するカラベラ（ガイコツ）やマリーゴールドが華やかに描かれています。この伝統行事は、毎年10月31日から11月2日までの間、故人の魂を祈り、贈り物や食事を供える日として広く認知されています。ユネスコ無形文化遺産にも登録されているこの文化は、メキシコ人にとって特別な意味を持っています。

200年以上の歴史を誇るクエルボ

「クエルボ」ブランドを展開しているホセ・クエルボ社は1795年に創業を開始し、現在では200年以上の歴史を誇る伝統的なテキーラメーカーです。この製品は、創業の地であるラ・ロヘーニャの醸造所にて、時代を超えた技術で製造されています。「クエルボ」は今や90カ国以上で親しまれ、アサヒビールは2002年より日本国内における販売を開始しました。2024年度には前年比118%の販売成長を見込んでいます。

テキーラ市場の拡張と新たな飲み方

最近では、テキーラ市場全体が活発化しており、多様な飲用スタイルが浸透しています。カクテルとして楽しむだけでなく、有名な著名人がプロデュースしたブランドによって注目を浴びていることが、プレミアム商品の成長を促しています。日本でもテキーラの消費が増えており、カジュアルなバーからオーセンティックバーまで様々なシーンで楽しむことができるようになりました。

アサヒビールはこうした流れを受け、2023年より「クエルボサワー」という新しいテキーラの楽しみ方を提案しています。これは、ソーダやジュースで割った飲み方で、家庭や飲食店で気軽にテキーラを楽しむことができるスタイルです。これにより、テキーラ市場のさらなる拡大を目指しています。

文化イベント「DAY OF THE DEAD STREAM 2025」

11月1日から3日には渋谷にて「DAY OF THE DEAD STREAM 2025」が開催されます。ここでは「クエルボサワー」や様々なクエルボを使用したカクテルを楽しめるブースが設置されるほか、祭壇やメキシコ料理、雑貨が並ぶマーケット「メキシカンメルカド」も行われます。メキシコの伝統音楽に触れながら、食文化やアートの魅力を体験できる貴重なイベントです。

今後もアサヒビールは季節のイベントを通じて、テキーラの楽しさを広め、期待を超える美味しさと共に楽しい生活文化の創造を目指します。