黒柳徹子と松島聡、心温まる60歳差ラブストーリーを上演

黒柳徹子と松島聡の魅力たっぷりの朗読劇『ハロルドとモード』

2024年9月26日、EX THEATER ROPPONGIで開幕する朗読劇『ハロルドとモード』。この作品は、1971年に公開された映画を基にした舞台で、ブラックユーモアを交えた60歳差のラブストーリーを描いています。

主演の二人が語る意気込み

ゲネプロ取材会に登壇した黒柳徹子さんと松島聡さんは、初日に向けた意気込みを語りました。79歳のモード役を演じる黒柳さんは、2020年に夢を叶えた本作を5回目の上演とし、毎回新鮮な気持ちで挑んでいると話しました。特に、松島さんが演じる19歳のハロルドとどのようにお互いを引き立て合うかに期待が寄せられています。

役作りと新たな挑戦

松島さんは、この作品で朗読劇に初挑戦。観劇した際に感じた、観客と共に想像力を共有する楽しさが、出演への強い思いにつながったと語っています。また、初代ハロルドを務めた生田斗真さんからのアドバイスを受け、「徹子さんを心の底から愛してください」という言葉がお気に入りだと明かしてくれました。松島さんは自らの良さを引き出しつつ、黒柳さんとの絶妙なやり取りで物語に彩りを添えています。

演出と心のこもったストーリー

この朗読劇の演出はG2が担当。彼は数多くの舞台でスクリプトや演出を手掛け、観客に心に響く作品を届けてきました。『ハロルドとモード』もその一環で、モードの自由で破天荒な生き様を魅力的に描きながら、「生きる楽しさ」をリアルに伝える物語になっています。

豪華キャストが集結

本作には、黒柳さんの他に深川麻衣さん、山崎樹範さん、平田満さん、板谷由夏さんといった豪華なキャストが集まり、物語をより深いものにしています。それぞれのキャストが演じる役に対する思いや魅力が、舞台上で見事に融合し、観客の心を掴みます。

期待される公演内容

朗読劇は基本的に椅子に座った状態で行われますが、ハロルドがテーブルの上に立ち上がるシーンなど、観る者をハッとさせる瞬間も用意されています。黒柳さんは毎回新しい相手で迎え入れるため、自らも新鮮な気持ちで臨んでいるそうです。松島さんも、動きと台本のバランスを考えつつ、役柄の感情を表現することの難しさを感じています。