早稲田ジャーナリズム大賞
2025-09-25 14:51:04

第25回早稲田ジャーナリズム大賞ファイナリスト作品が発表されました

第25回早稲田ジャーナリズム大賞ファイナリスト発表



早稲田大学(東京都新宿区)は、このたび第25回「石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞」のファイナリスト作品を発表しました。この賞は2000年に設立され、社会文化や公共の利益に貢献したジャーナリストの活動を顕彰することを目的としています。

今回の応募作品は144件に及び、選考委員会により厳正な審査が行われてファイナリストが選出されました。最終的な審査結果は2025年11月に発表され、表彰式は同年12月4日に開催される予定です。以下は、ファイナリストに選ばれた12作品の概要です。

ファイナリスト作品一覧



1. 企画「66°33′N 北極が教えるみらい」
- 候補者: 出井 亮太(時事通信社「北極企画」取材班代表)
- 発表媒体: 時事ドットコム及び全国の契約紙の紙面

2. 移民・難民たちの新世界地図――ウクライナ発「地殻変動」一〇〇〇日の記録
- 候補者: 村山 祐介
- 発表媒体: 書籍(新潮社刊)

3. NHKスペシャル調査報道・新世紀 File3 子どもを狙う盗撮・児童ポルノの闇(前編・後編)
- 候補者: 二階堂 はるか(NHKスペシャル取材班代表)
- 発表媒体: NHK総合テレビ

4. ETV特集「フェイクとリアル 川口 クルド人 真相」
- 候補者: 小黒 陽平(NHK ETV特集取材班代表)
- 発表媒体: NHK Eテレ

5. NHKスペシャル“一億特攻”への道 ~隊員4000人 生と死の記録~
- 候補者: 大島 隆之
- 発表媒体: NHK総合

6. 鍬を握る 満蒙開拓からの問い
- 候補者: 島田 隆一(信濃毎日新聞社編集局取材班代表)
- 発表媒体: 信濃毎日新聞に2024年1~6月に連載、同年9月に書籍として出版

7. 被爆80年企画「ヒロシマ ドキュメント」
- 候補者: 岡田 浩平(中国新聞「ヒロシマ ドキュメント」取材班代表)
- 発表媒体: 中国新聞、中国新聞デジタル

8. 企画「最後の砦 刑事司法と再審」
- 候補者: 佐藤 章弘(「最後の砦」取材班代表)
- 発表媒体: 静岡新聞、静岡新聞デジタル

9. 鹿児島テレビドキュメンタリー警察官の告白―鹿児島県警情報漏洩事件を問う―
- 候補者: 四元 良隆
- 発表媒体: 鹿児島テレビ放送

10. 兵庫県知事選等めぐるキャンペーン報道
- 候補者: 村瀬 健介
- 発表媒体: TBSテレビ「報道特集」

11. 映画「能登デモクラシー」
- 候補者: 五百旗頭 幸男
- 発表媒体: 劇場公開(ポレポレ東中野、シネモンドなど)

12. 対馬の海に沈む
- 候補者: 窪田 新之助
- 発表媒体: 書籍(集英社)

ここで取り上げられた作品は、多様な視点やテーマで構成されており、特に社会的な課題に対する鋭い洞察が評価されています。 早稲田大学は、言論の自由とジャーナリズムの発展を目指し、今後もこのような取り組みを続けていくことでしょう。ファイナリスト作品がどのように評価され、最終的にどの作品が大賞を受賞するのか、楽しみです。

早稲田ジャーナリズム大賞の意義



この大賞は、言論の自由と公共のためのジャーナリズムの重要性を強調するものであり、特に多くの困難な時代において、信頼できる情報を提供することの大切さが再認識されています。受賞者には、その成果が社会に与える影響に対する期待も寄せられています。

早稲田大学は、今後も優れたジャーナリストの育成と、自由で公正な言論の確保に寄与することが求められています。

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