ウェビナーの概要
近日、エンタープライズIT分野の情シス担当者に向けたウェビナーを開催します。テーマは「エンタープライズITに求められるID統制の実践ステップ」です。このセミナーでは、混在するシステム環境におけるID管理の課題について深く掘り下げ、効果的な解決策を提案します。
ID管理の現状と課題
企業においては、人事イベント(入退社・異動・出向など)が発生するたびに、AD(Active Directory)やオンプレミス、SaaS(Software as a Service)といった異なる環境で、手動でアカウントや権限の設定や削除を行う必要があります。このような状況は、特にシステムが多様に混在している企業において、業務の大幅な増加をもたらします。さらに、迅速な対応が求められる場面では、ミスや遅延がセキュリティ上のリスクや監査の問題を引き起こす要因となり得ます。
また、人的リソースが限られているため、急なイベントには対応しきれず、最悪の場合企業のガバナンスに影響を及ぼすリスクがあるのです。
非効率な権限管理の影響
部門ごとに異なる人事データやアカウント情報が管理されている場合、その形式や運用方法はシステムによって異なり、一貫した情報管理が困難になります。これにより、異動や出向の際に調整作業が煩雑になり、情報の正確性が損なわれます。特には企業が成長するにつれて、従来の操作方法では限界が現れ、属人化した運用の不備が顕在化します。
効果的なID統制のためのステップ
このような煩雑な状況を打破するためには、AD・オンプレ・SaaSを跨いだ統合的な人事情報の管理が不可欠です。「SSoT(Single Source of Truth)」の確立とIDガバナンス(IGA)の導入が、その解決策として有効です。
本ウェビナーでは、YESODのディレクトリサービスとアカウントコントロールを取り入れ、人事イベントを起点として各システムとの連携方法を紹介します。自動化とガバナンス強化を実現するための具体的なアーキテクチャも解説しますので、混在環境でID管理に悩む企業の方々にとって非常に有益な情報が得られることでしょう。
お申込み方法
参加をご希望の方は、以下のリンクから申し込み手続きを行ってください。今回のウェビナーは、エンタープライズITを扱う企業様に特にお勧めです。未来のID管理を見据え、実務に役立つ知識を持って帰るチャンスをお見逃しなく!
参加者のために
マジセミ株式会社は、今後も「参加者の役に立つ」ウェビナーを開催する予定です。公開資料や他セミナーの情報も掲載していますので、ぜひご覧ください。
お問い合わせ先:マジセミ株式会社 〒105-0022 東京都港区海岸1丁目2-20 汐留ビルディング3階
お問い合わせはこちら