鉄印帳 東北・道南エリア版が登場
2020年7月から始まった「鉄印帳」は、全国の三セク鉄道会社が参加する新たな旅の形を提供しています。各鉄道会社から販売される鉄印を集めることで、旅行の思い出を形に残すことができるこの取り組みは、鉄道ファンだけでなく多くの旅行者に支持されています。販売冊数は既に7万冊を超え、鉄印の数も70万枚以上となり、その人気の高さが伺えます。
鉄印帳の魅力と新たな展開
ただし、全国の40社の鉄道を全て制覇するのはなかなかの大仕事です。「鉄印を集めたいが、全社を巡るのは現実的ではない」との声も多く聞かれる中、読売旅行はその解決策としてエリアに特化した「鉄印帳」の販売を開始しました。第1弾として登場するのが「鉄印帳 東北・道南エリア版」です。
この新しい鉄印帳には、既存の三セク協に参加する八つの鉄道会社に加え、青い森鉄道や弘南鉄道などの6社が新たに参加。合わせて14社の鉄印を集めることができる内容になっています。これにより、エリア内での移動が容易になり、旅行の際に鉄印を集める楽しみが広がります。
鉄印帳 東北・道南エリア版の詳細
「鉄印帳 東北・道南エリア版」は、2024年10月4日から各鉄道会社の窓口で販売され、価格は1,650円(税込)。体裁はタテ160㎜×ヨコ115㎜で、24ページが収められています。新たに参加した鉄道会社のページも含まれており、さらに鉄印を集める楽しさが増すでしょう。
鉄印は300円(税込)から販売されるため、手軽にコレクションを始めることができます。新しい鉄道会社を加えることで、更なる魅力を引き出し、地域の観光促進にも寄与すると期待されています。
鉄印帳がもたらす旅行体験
「鉄印帳」は単なる収集アイテムではなく、訪れた場所の文化や歴史に触れるきっかけにもなります。それぞれの鉄印には、その地域の風景や特色が込められており、集めながら地域への理解も深まるでしょう。旅の中での出会いや発見は、参加した鉄道会社の数だけ増え、その体験が旅の思い出として大切に残ります。
今後、他のエリア版も企画され、参加鉄道会社の数も増えていく予定です。旅行好きな方や鉄道ファンにとって、ますます魅力的な選択肢が広がります。エリアごとの自身の旅の証を集めることで、旅行の楽しさをさらに倍増させる「鉄印帳 東北・道南エリア版」、ぜひ手に取ってその魅力を感じてください。
まとめ
旅行の新たな楽しみ方「鉄印帳」の魅力が、エリア版の発売によってさらに広がります。東北・道南エリアを訪れる際は、ぜひ鉄印帳を手にして、旅の思い出を集めてみてはいかがでしょうか。これからの鉄道旅行が、より特別なものとなることでしょう。