スプリックスが教育事業の統合を発表
株式会社スプリックス(以下、スプリックス)は、2023年10月、プログラミング教育分野でさらなる成長を図るため、株式会社プログラミング総合研究所(以下、プログラミング総研)および株式会社キュレオの完全子会社化を発表しました。これにより、両社のプログラミング教育関連事業がスプリックスに集約されます。
完全子会社化の背景と目的
スプリックスとサイバーエージェントとの連携は、2019年にさかのぼります。当時、両社は共同出資でキュレオを設立し、小学生向けプログラミング教材「QUREO」を発表しました。この「QUREO」はすぐに国内最大規模のプログラミング教育プラットフォームへと成長し、現在でも多くの学校や塾で活用されています。
しかし、近年では2025年からの大学入学共通テストにプログラミングが本格導入されることが決定しており、公教育におけるプログラミング教育のニーズは急速に高まっています。こうした市場環境の変化に対応するために、教育事業の主体であるスプリックスへすべての業務を集約することが最適と判断されたのです。
統合によるメリット
本件による主なシナジーは、以下の通りです。
1.
スピード感のある意思決定
集約により、AI教材の開発や海外進出にかかる意思決定が一元化され、迅速な対応が可能となります。従来は分業していたため意思決定に時間がかかっていましたが、今後は迅速に新コースを開発できる体制が整います。
2.
サポート体制の強化
スプリックスが持つ広範な塾ネットワーク(森塾や湘南ゼミナールなど)を活用し、提携教室への支援体制も強化されます。これにより、従来以上に質の高いサポートを提供できるようになります。
両社代表のコメント
スプリックスの代表取締役社長、常石博之氏は、両グループがともに築き上げた「QUREO」と「プログラミング能力検定」が完全に自社のものになることに喜びを表現しました。彼は、AI技術を活用した教材の開発や海外市場への進出に全力を尽くす意向を示しました。
一方、キュレオおよびCA Tech Kidsの代表、上野朝大氏は、この統合が「QUREO」のさらなる発展を促し、全国の子どもたちに質の高いプログラミング教育を提供し続けることを確約しました。
企業の概要
株式会社スプリックスは、教育サービスやコンテンツを提供する総合教育カンパニーです。国内最大規模の個別指導塾である森塾をはじめ、多くの学習コンテンツを展開しており、国際市場でも大きなシェアを持っています。スプリックスのHPは
こちらです。
今後の展望
今回の子会社化はスプリックスにとって大きな転機となります。今後、プログラミング教育における日本のリーダーシップをさらに強化し、新たな取り組みと発展を目指していく所存です。引き続き教育の現場において、より良い環境を構築し、国際的な展開を進めていくことが期待されています。