地域課題に向き合う
2025-10-03 16:28:58

金沢工業大学が地域課題に取り組む特別講義を開催します

金沢工業大学、地域課題に立ち向かう特別講義を実施



金沢工業大学の情報フロンティア学部経営情報学科では、2年生を対象に特別講義が行われることになりました。この講義は、政策起業家プラットフォーム(PEP)との連携のもと、地域のさまざまな課題に対してどのようにアプローチできるかを学ぶための貴重な機会です。

特別講義の概要



特別講義は、10月7日(火)に金沢工業大学の扇が丘キャンパス24号館201教室で実施されます。授業は、経営情報学科の必修科目「プロジェクトデザイン実践」の一環として位置づけられており、学生たちは政策起業家教育プログラムを通じて新たな視点を得ることを目指します。

講義の内容は、社会課題の根本原因を探る手法や政策立案プロセスを学ぶワークショップで構成されており、参加する学生は、これらの手法を駆使して地域課題に対する政策の素案を考え、発表する機会を得ます。これにより、自らの学びを実社会に還元できるチャンスが与えられます。

PEPの役割



政策起業家プラットフォーム(PEP)は、「より良い日本をつくるための政策起業家」のコミュニティとして、社会課題解決に向けたアプローチを支援しています。PEPは、政治家や行政だけでなく、市民一人ひとりが自身のアイデアをもとに政策提案を行い、その実現に向けて行動する社会を目指しています。この特別講義を通じて、学生たちは実際に地域課題に対して政策を考える経験を積むことができるのです。

プロジェクトデザイン教育の特徴



金沢工業大学では、プロジェクトデザイン教育を教育の柱としています。この教育は、問題発見・解決型であり、学生たちは地域や企業などの実社会の課題に取り組むことを目指します。具体的には、2年次前学期の「プロジェクトデザインII」でメインテーマを設定し、そのテーマに基づいて独自のプロジェクトを展開します。

このプロセスは、「問題発見 → 現状把握 → 原因分析に基づく課題設定 → 解決に向けた達成条件の策定 → 解決策の決定」と進みます。さらに、後学期の「プロジェクトデザイン実践」では、提案した解決策の実行可能性を検証するための実際のプロジェクトが進められます。

今後の期待



金沢工業大学での特別講義は、学生たちにとって新たな視点を得る貴重な機会であるとともに、地域の社会課題に対する意識を高める良いチャンスです。また、社会の一員として問題を捉え、自ら積極的に解決策を考える姿勢を育む場となるでしょう。こうした学びは、将来的に学生たちが社会に出たときに、地域のリーダーとしての資質を伸ばすための土台となります。

私たちが共に未来を形作るために、今後も金沢工業大学の取り組みに注目し、応援していきたいと思います。

会社情報

会社名
金沢工業大学
住所
電話番号

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。