森村と女子大の連携
2025-05-08 11:03:25

森村学園と日本女子大学が新たな高大連携協定を締結!教育の未来を共に築く

森村学園と日本女子大学が結ぶ新たな教育の道



令和7年4月15日、森村学園中等部・高等部(横浜市緑区、校長岡真由美)は、日本女子大学(東京都文京区、学長篠原聡子)と高大連携に関する協定の調印式を行いました。この協定により、両校はより密接に連携し、学生たちに新しい教育の可能性を提供することを目指しています。

歴史を背負った二つの学校の絆


森村学園の創立者、森村市左衛門は幕末から明治期にかけて活躍した実業家で、数々の成功を収めた人です。市左衛門は、実業界だけでなく、教育分野においても多大な貢献をしてきました。特に女子教育に対する信念は強く、当時の社会状況を鑑みるに、女子教育の近代化が必要であると認識していました。

その後、彼は日本女子大学の創立者である成瀬仁蔵と、女子教育に対する情熱と使命感を共有し、校舎や教育施設の設立に向けて資金提供を行いました。1906年に開校した日本女子大学附属豊明小学校と幼稚園の「豊明」という名前には、森村家の家族に対する追悼の意味が込められており、森村と成瀬の教育観が深く共鳴した結果の一端が見えます。

高大連携協定の詳細


新たに締結された高大連携協定では、以下のような具体的な取り組みが進められる予定です。

1. 森村学園高等部生の受け入れ: 日本女子大学の科目等履修生(高等学校生徒コース)として、森村学園から生徒を受け入れることで、教育の幅を広げます。
2. 推薦枠の拡充: 森村学園から日本女子大学への推薦枠が拡充され、進学の選択肢が増えます。
3. 特別出張授業の実施: 学生たちが直接大学の環境に触れることができる特別な授業が行われます。
4. 情報交換の促進: 教育や進路に関する情報を交換し合うことで、相互の理解を深めます。
5. その他の連携活動: さらに具体的な教育交流や連携活動については、双方でじっくりと協議して決めていく予定です。

未来を見据えた取り組み


この調印式は、単なる形式的なものではなく、二つの教育機関が未来を見据えて共に成長していくという重要な一歩です。教育機関同士の連携強化は、学生たちの学びの質を高めるだけでなく、社会全体においても大きな影響を与えることでしょう。

今後の展開に期待が高まる中、森村学園中等部・高等部と日本女子大学の新たな取り組みが、どのように学生たちに寄与していくのか、目が離せません。教育の未来を築くために、両校の活動に注目していきましょう。


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会社情報

会社名
学校法人森村学園
住所
神奈川県横浜市緑区長津田町2695
電話番号
045-984-2501

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