amidus社、共創型マーケ開始
2015-05-11 09:00:25
amadana社、新会社amidus株式会社を設立。共創型マーケティングで新時代を切り開く
amidus株式会社設立と革新的な共創型マーケティング
2015年5月15日、amadana株式会社は、同社が持つスマートプロダクツ共創エンジン「amidus」を核とする新会社、amidus株式会社を設立しました。東京都港区に拠点を置くamidus社は、代表取締役社長田淵淳也氏を迎え、マーケティングソリューション事業、事業・商品企画開発事業、ユーザープロジェクトプラットフォーム事業を展開します。
amidusが目指す共創の未来
現代のマーケティングは、企業単独では完結しない時代となりました。amidusは、企業、ユーザー、クリエイターなど、多様なプレイヤーがそれぞれの強みを持ち寄り、オープンな協働によって事業を創造していく新しいアプローチを提唱しています。amadanaで培われたブランド創造力とムーブメント創造力を活かし、最適な「コト興し」の場を提供することで、社会に新たな価値を生み出していくことを目指しています。
注目プロジェクト:多様なニーズに応える3つの取り組み
amidus社は、現在複数のプロジェクトを推進しています。その中から特に注目すべき3つのプロジェクトを紹介します。
1. Transightプロジェクト:電気システムユニットによる生活空間の革新
「電気の通ったシステムユニット」を活用し、家具や家電の概念を超えた自由な空間設計を目指すプロジェクトです。ユーザーやクリエイターからのアイデアを取り入れながら、商品開発を進めており、新たに「Transight」というブランドも立ち上げました。SXSW2015 JAPAN DAYにも出展し、世界中から注目を集めています。南青山にはプロジェクトオフィスも開設し、情報発信拠点として機能しています。
2. MAGIC STICKプロジェクト:視覚障碍者の生活を豊かにする魔法の杖
視覚障碍者の外出を支援する白杖を革新的に進化させ、誰もがワクワクするような「魔法の杖」を開発するプロジェクトです。白杖に様々な機能を追加するのではなく、肩に取り付けるロボットと連携させることで、視覚障碍者と社会をつなぐ役割も担います。現在、試作検討フェーズに突入しており、6月末から7月上旬にはプロトタイプが完成予定です。
3. Audio Careプロジェクト:高齢者の聴こえにくい問題への解決策
医療現場のニーズから生まれたプロジェクトで、「高齢者でも聴き取りやすいスピーカー」の開発を目指しています。難聴者にも健聴者にも優しい「音のバリアフリー」を実現するために、株式会社サウンドファンと協力し、全国各地で視聴会を開催。元F1レーサーの山本左近氏もプロジェクトメンバーに加わり、さわらび会との連携も進めています。家庭用プロトタイプのデザイン検討も進められています。
amidusの挑戦:共創による社会課題解決
amidus株式会社は、単なるマーケティング会社にとどまらず、ユーザーや社会の多様なニーズに応えることで、社会課題の解決にも貢献しようとしています。企業とユーザー、そしてクリエイターが一体となり、未来を創造していくamidusの取り組みは、今後のビジネスモデルの新たな可能性を示唆しています。
会社情報
- 会社名
-
amadana株式会社
- 住所
- 東京都渋谷区神南1-3-4神南ビル5F
- 電話番号
-
03-6861-9697