VOREAS GREEN DEAL DAYの開催
2025年3月22日、23日の二日間、プロバレーボールチーム「ヴォレアス北海道」の運営を行う株式会社VOREASが主催する「クロネコヤマトPresents 2024-25 大同生命SV.LEAGUE MEN VOREAS HOKKAIDO 10th HOME GAME」にて特別なイベントが開催されました。このイベントは、地域のサポーターを迎え、環境課題に真剣に取り組む姿勢を示す場となりました。
CO₂排出削減の成果
その中で、VOREASは自社の環境プロジェクト「VOREAS GREEN DEAL宣言」に基づいた取り組みの一環として、通算2,127トンのCO₂排出量を削減したことを発表しました。この量は、液体燃料触媒「SLOW」を導入してから約3年半で達成された成果です。具体的には、北海道内25の自治体および多数の企業の施設で、合計70万リットル以上の燃料使用を削減しました。
この成果を実現するためには、大規模な設備更新は行わず、液体燃料触媒の導入と既存の運用体制の見直しに着目したオペレーション面の改善によるものでした。これは、高い費用対効果を持つ省エネ施策として、今後さらに拡大が期待されるでしょう。
表彰式の開催
このイベントでは、CO₂排出削減に貢献した自治体や企業に対して表彰が行われ、会場には多くのサポーターが訪れました。表彰式では、受賞者が登壇し、地域の環境貢献が共に称えられる感動的な瞬間がありました。表彰された団体の中には、ヤマト運輸株式会社、ホテルウィングインターナショナル旭川駅前、鷹栖町、釧路町、妹背牛町、鹿追町、ホテル十勝屋などがあり、それぞれの貢献が評価されました。特にヤマト運輸は、カーボンニュートラル配送を実施しながら、SLOWを使用し46トンのCO₂を抑制した実績があります。
VOREAS GREEN DEAL宣言とは
VOREASが発表した「VOREAS GREEN DEAL宣言」は、2021年9月22日に策定されたもので、燃料費高騰やCO₂排出といった環境課題に立ち向かう取り組みです。また、この中心施策である液体燃料触媒「SLOW」は、化石燃料に対応したもので、燃料の燃焼効率を向上させるプロダクトとして様々な施設に導入されています。
この触媒を使用することで、平均10〜20%の燃料削減が期待でき、新しい施設では最大40%の削減効果があった事例もあります。
今後の展望
株式会社VOREASは、今後も「VOREAS GREEN DEAL宣言」を基に、地域とのライフスタイルや環境問題についての連携を続け、持続可能な未来を築くための取り組みを推進していく計画です。液体燃料触媒「SLOW」は、大規模な設備投資を伴わずに導入可能で、より多くの施設での普及を図る意向があります。なぜなら、燃料費の高騰や環境負荷に対する効果的な対策を協力して進めていくことが重要だと考えているからです。私たちも、この取り組みに注目し、持続可能な未来へ向けての進展を見守っていきましょう。
会社概要
株式会社VOREASは、2017年11月に設立され、本社は北海道旭川市に位置しています。プロバレーボールチーム「ヴォレアス北海道」の運営を通じて、地域活性化と社会貢献を目指しています。詳細は
公式ウェブサイトをご覧ください。
本件に関するお問い合わせは、VOREASのPartner Relation Divisionまでご連絡ください。