岡山大技術部研修会
2024-10-08 11:04:19

岡山大学が第1回総合技術部研修会を開催し技術の未来を探求

岡山大学で総合技術部研修会が開催



2024年10月8日、国立大学法人岡山大学は「第1回総合技術部研修会 不易流行-総合技術部発足1年を迎えて-」を開催しました。この第1回研修会は、津島キャンパスの理学部2号館での対面とオンラインのハイブリッド形式で行い、87人が集まりました。参加者の中には理事や教育研究支援の専門家も含まれ、充実したプログラムが展開されました。

総合技術部は2023年度に設立され、各部署から集められた80人以上の技術者で構成されています。これにより、各技術職員の活動が一元化され、より強力な技術者集団として研究大学の運営に寄与しようとしています。今回の研修会はその成果を実感する場となりました。

テーマ「不易流行」



今回の研修会のテーマは、岡山大学の那須学長が重視する「不易流行」です。これは、一方では変わらない本質を大切にした上で、もう一方では変化する社会に適応することを意味しています。技術職員がこの言葉を胸に、常に時代の先端技術を担っていく姿勢を表しています。

講演の部では、本部長の佐藤法仁副理事と田村義彦部長がそれぞれ、「私たち技術職員が目指すもの」や「総合技術部の今までのあゆみ」といったテーマで講演を行いました。ここでは、技術職員に期待される役割や、今後進化していくための具体策などが示されました。

業務内容とパネルディスカッション



報告セッションでは、各課長が自らの業務内容や取り組みを紹介し、他の課との連携の重要性を強調しました。参加者からは、これまで情報共有の機会が少なかったことから「有意義な時間だった」との声が多く聞かれました。

研修会のハイライトはパネルディスカッションでした。総合技術部活動ワーキンググループの座長がモデレーターとなり、参加者からの質問に対して本部長や各課長が回答しました。ここではキャリアアップや今後の運営方針など、多岐にわたるテーマが語られました。

交流会での意見交換



研修会後には交流会も行われ、那須学長自らが技術職員との意見交換に参加しました。学長は、一年間の活動への感謝を伝え、今後のさらなる支援を約束しました。「ナレッジワーカー」として成長するための期待も寄せられ、岡山大学の技術職員が地域中核の研究大学としての役割を果たすことが求められています。

今後の展望



岡山大学総合技術部は、今後も定期的な研修会を通じて技術職員同士の連携を深め、スキル向上を図ることに力を入れていくとしています。「研究ファースト」を掲げる岡山大学の今後の活動に、より一層の期待が寄せられています。部員一人ひとりが持つ意欲と技術で、更なる進化を目指し、地域とともに成長する姿勢が求められています。

この研修会は、岡山大学が地域中核の特色ある研究大学として機能し続けるための重要なステップとなるでしょう。


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住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
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086-252-1111

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