山口宇部新歯科衛生士養成学校、2025年4月開校へ向けて着々と準備進行中

山口宇部新歯科衛生士養成学校が2025年4月に開校予定

山口県宇部市に、医療法人永孝会が運営する「山口宇部新歯科衛生士養成学校」が2025年4月に新たに開校します。この養成学校は、最新の歯科医療に関する知識や技術を習得するための高品質な教育環境を提供し、歯科衛生士を目指す人々に国家資格受験資格を得るための道を開くことを目指しています。

このたび、学校の新校舎が完成し、2024年11月10日には落成式が盛大に行われました。式には多くの関係者が出席し、今後の教育活動への期待が高まっています。理事長である八丁裕次氏は、「歯科衛生士になりたいすべての人が最新の歯科医療を学ぶことができる学校を作りたい」と熱い思いを語りました。

入学試験は面接のみの柔軟な募集

入学試験の形式も非常にユニークで、高校や大学を卒業した方はもちろん、育児中の主婦（夫）、すでに社会人として働いている方々や、歯科助手・受付として勤務している方まで、幅広い層からの入学を受け入れます。入試は面接のみで行われるため、これから歯科衛生士を目指す方にとって非常にハードルの低い環境が整っています。

男性歯科衛生士の育成にも注力

特筆すべきは、専門学校が男性の歯科衛生士の育成にも注力している点です。県内や西日本でも珍しい男性学生の受け入れを前提とした施設が整備されており、男女を問わず自由に学べる環境を提供しています。男女が共に学ぶことで、より多様性に富んだ医療現場のニーズに応えていく考えです。

また、実習室などの設備も新設され、実践的な学びができる環境が整っています。これにより、在学中から実際の現場で求められる技術を習得し、即戦力として活躍できる人材を育てていくことを目指しています。