フルーツパーク拡大計画
2025-05-12 12:31:45

JRフルーツパーク仙台あらはま、魅力溢れる拡大計画を発表

JRフルーツパーク仙台あらはま拡大計画の全貌



仙台市に位置するJRフルーツパーク仙台あらはまが、大規模な拡大計画を発表しました。2021年3月にオープンした同施設は、2027年度を目指して日本最大級の観光農園に生まれ変わります。新たな魅力を加えたこのフルーツパークは、市内でも一層の注目を集めることでしょう。

計画の概要


今回の拡大計画は、仙台ターミナルビル株式会社が手掛け、仙台市から正式に事業候補者として認可を受けたものです。現在の敷地(約11ha)に加えて、隣接する約10.6haの土地を活用し、総面積約21haになる予定です。2027年の夏に開業予定の新施設では、果物の摘み取りの他、様々なアクティビティが楽しめる環境を提供します。

栽培品目の多様化と商品開発


新たな拡大に際して栽培される果物と野菜の品目は、現在の約160種類から190種類に増加します。夏の摘み取り体験では、新たにさくらんぼ、すもも、プルーンなどを追加し、季節ごとに多彩な果物の楽しみが広がります。また、収穫した果物を使用したオリジナル商品の開発にも力を入れ、地元農産物やアクティビティグッズの購入ができるマルシェも、現在の3倍に拡大します。さらに、団体客向けの多目的スペースも新設され、食事や研修に使える場所が生まれます。

全天候型遊び場の導入


新しい施設では果物をテーマにした全天候型の遊び場も設けられます。1,250㎡のエリアには、未就学児から小学生までが楽しめる遊具が充実しており、家族での体験が楽しめるようにデザインされています。株式会社ボーネルンドとの連携により、教育的要素も取り入れた施設づくりが進められています。

震災伝承館の設立と復興ツーリズムへの貢献


JRフルーツパーク仙台あらはまは、東日本大震災の被災地でもある荒浜地区に位置しており、震災からの復興の象徴とされています。この背景を踏まえた振興策として、大震災の歴史や教訓を伝える震災伝承館を新設し、訪れる人々にその重要性を伝えます。オープニングに際しては、東北各地をつなぐゲートウェイとしての役割を果たすことが期待されており、復興ツーリズムの一環として地域の活性化にも寄与します。

今後のJRフルーツパーク仙台あらはまの展開に、一層の注目が集まることが予想されます。この拡大計画により、訪れる人々はより多様な体験を得ることができ、地域にとっても新たな発展のきっかけとなるでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

会社情報

会社名
仙台ターミナルビル株式会社
住所
宮城県仙台市青葉区中央1-1-1
電話番号
022-267-2125

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。