運送業務向けの勤怠管理システムが、freee人事労務と連携開始
近年、運送業界は多くの課題を抱えています。特に、2024年問題として知られる働き方改革に関連する法律の変更による影響は、業界全体に広がっています。このような背景の中、freee人事労務が運送業特化型の勤怠管理システム「勤怠ドライバー」との連携を開始し、現場の効率化を図ることが注目されています。
2024年問題への対応
2024年は、労働時間の規制が強化され、運送業界もその例外ではありません。これに伴い、運送業者は、労働時間管理の厳格化や人材の確保、給料計算の精度向上といった課題に直面しています。特に、走行距離に応じた歩合給の計算や、デジタコ、アルコールチェックツールとの連携が求められています。このようなニーズに応える形で、「勤怠ドライバー」がfreee人事労務と連携し、運送業ならではの課題に対応するソリューションが提供されます。
勤怠ドライバーの特徴
「勤怠ドライバー」とは、株式会社ロジ勤怠システムが開発したクラウド型の勤怠管理ソフトです。運送業に特化して設計されており、現場のニーズに応える機能が多数搭載されています。このソフトにより、従業員の勤怠情報を円滑に管理でき、給与計算もスムーズに行うことができます。従来の方法に比べて、業務の負担を大幅に軽減することが可能です。
効率化の流れ
freee人事労務と「勤怠ドライバー」の連携は、以下のステップで進行します。
1. まず、お客様は「勤怠ドライバー」の担当者に連絡し、freee人事労務との連携したい旨を伝えます。
2. 次に、株式会社ロジ勤怠システムが設定を行い、連携の準備をします。
3. お客様は「集計データ出力」機能から「freee形式で出力」を選択し、エクスポートを行います。
4. 最後に、出力されたCSVデータをfreee人事労務の勤怠取込画面から取り込みます。
この流れにより、運送業に特有の課題に効率的に対処できることが期待されます。
企業情報
- 代表者: 髙嶋民仁
- 設立: 2013年8月
- 所在地: 東京都杉並区上荻2-35-13 アゼリアマンション206号
- URL:
logikin.co.jp
- 代表者: 佐々木大輔
- 設立: 2012年7月9日
- 所在地: 東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー21F
- URL:
corp.freee.co.jp
freeeは「スモールビジネスを、世界の主役に。」という理念のもと、日本国内外で経営の自由を実現するための統合型プラットフォームを提供しています。今回の連携が、多くの運送業者にとって大きな助けとなることでしょう。