金沢大学とパシャっとカルテ
2025-08-21 13:30:56

金沢大学が実施した肝炎検査の新しい試みとパシャっとカルテの活用

検査結果のデジタル管理へ向けての第一歩



最近、金沢大学が実施した肝炎ウイルス検査に、健康管理アプリ「パシャっとカルテ」が活用されることとなりました。これは、アプリを通じて検査結果をスマートフォン上で記録・保存し、必要に応じて提示できる仕組みの検証を行う臨床研究です。この研究は、Arteryex株式会社が提供するサービスを基盤に、肝炎診療における情報共有の円滑化と患者自身による情報管理の向上を目指しています。

研究の目的



本プロジェクトの主な目標は、肝炎ウイルス検査結果の提示が行われる具体的な場面や提示先を検証し、より効果的な医療体制の構築に寄与することです。具体的には、医療機関や職場、各種施設などで検査結果がどのように活用されるのかを調査しています。これにより、患者が自身の健康情報を簡単に管理できる環境を整備し、医療プロセスの透明性を向上させることを目指します。

参加機関の多様性



この研究には、金沢大学のほか、鹿児島大学、久留米大学、佐賀大学、愛媛大学、新潟大学といった複数の大学機関が参加しています。また、金沢医療センターや福井県済生会病院、砺波総合病院、富山県立中央病院などの医療機関とも連携し、実践的な研究を進めています。

パシャっとカルテがもたらす未来の展望



「パシャっとカルテ」を活用することにより、患者と医療機関のつながりが強化され、肝炎の早期発見や治療が促進されることが期待されています。今後は、PHRを用いた定期受診の把握や通院中断者への受診勧奨の強化、検査結果のペーパーレス化により、コスト削減を実現するなど、より実効性のある施策を次々と展開する方針です。興味を持たれる医療機関に対しては、是非お気軽に問い合わせてほしいとのことです。

パシャっとカルテとは?



「パシャっとカルテ」は、健康診断や各種検査結果、お薬手帳などの重要な医療情報をスマートフォンで簡単に管理できるアプリです。特に、医療データを“撮るだけ”で自動的にデータ化できる機能や、家族の健康情報を一元的に管理できるシステムが好評です。また、医療費の領収書を撮影するだけで簡単に管理できる点も、非常に便利です。

Arteryexの理念



Arteryex株式会社は、患者が自身の医療データを「健康銀行」として管理できる未来を視野に入れ、「パシャっとカルテ」を中心としたサービスを提供しています。さらに収集した医療情報を基にしたプラットフォームサービスの構築や、医療分野におけるシステム開発も行っています。

まとめ



金沢大学での肝炎ウイルス検査に「パシャっとカルテ」が取り入れられることで、デジタル時代に即した新しい医療情報の管理手法が生まれつつあります。今後の効果的な展開に大いに期待が寄せられます。


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会社情報

会社名
Arteryex株式会社
住所
東京都千代田区外神田6丁目6−1斉藤ビル 4F
電話番号
03-5829-4859

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