無人決済システムの進化が加速
株式会社TOUCH TO GO(TTG)は、無人決済システム「TTG-SENSE」シリーズと多機能セルフレジ「TTG-MONSTAR」が、導入店舗数で合計200を超えたことを発表しました。この偉業は、2020年3月23日に高輪ゲートウェイ駅の直営店舗がオープンして以来の大きな進展を示しています。
5年目の節目での成果
TTGは、お取引先様の協力を得て、実証実験や複数店舗での活用検証を行い、全国規模での展開を推進してきました。この過程でのデータ連携も含め、さらなる店舗展開が進行しています。顧客の利便性や店舗運営の効率改善を目指し、TTGは絶えず技術の向上とサービスの拡充に取り組んでいます。特に、無人決済システムの進化は、深刻化する人手不足や労働力不足といった社会問題の解決に寄与することを目指しています。
店舗数の急成長
2022年度からの全国サービス提供を開始して以来、店舗数は前年度比200%という驚異的な成長を遂げています。この成長は、最低賃金の上昇や資材・電気代の高騰、さらに人口減少と高齢化の進行といった厳しい外部環境によってもたらされています。こうした状況下で、省人化システムとマイクロマーケットのニーズが急増しています。
新プロダクト「TTG-SENSE SHELF」
2024年6月から提供が始まる「TTG-SENSE SHELF」は、極小スペースでも導入可能な無人決済システムです。このシステムは商品を「手に取って」「戻せる」ことで、雑貨や化粧品、アパレル、箱菓子といった多彩な商品に対応しています。これにより、駅や空港、商業施設のデッドスペースにも安心して設置できる柔軟性があります。
多様な導入先
「TTG-SENSE」シリーズの設置が進む中、さまざまな場所での導入例が増えています。以下に主な導入先や取り扱い商品を紹介します。
- - 施設テナント: ダスキン(ミスタードーナツ)、オルビス、アカチャンホンポ(お菓子、化粧品、ベビー用品)
- - 路面店: シャトレーゼ(お菓子・生菓子)
- - 新幹線ホーム: グレープストーン(お土産、スイーツ)
- - 駅構内や学校、工場、病院: ファミリーマート、NewDays、紀ノ国屋(食物販)
- - オフィスビル内: 東急ストア、クイーンズ伊勢丹、西鉄ストア(食物販)
このように、TTGのシステムはさまざまな店舗や施設で幅広く利用されています。詳細な導入事例はTTGの公式サイトに掲載されていますので、ぜひチェックしてみてください。
株式会社TOUCH TO GOについて
株式会社TOUCH TO GOは、東京都港区に本社を構え、無人決済システムの企画開発を手掛けている企業です。代表取締役社長の阿久津智紀氏が先頭に立ち、革新的な省人化システムの導入を進めています。2020年に設立されたTTGは、今後もさらなる進化を遂げていくことでしょう。