BS日テレで毎週水曜よる10時に放送されている「冨永愛の伝統to未来~ニッポンの伝統文化を未来へ紡ぐ~」7月3日の放送は「歌舞伎スペシャル」として、親子三代で襲名披露と初舞台を行った中村萬壽、時蔵、梅枝、そして中村獅童の息子、陽喜と夏幹に密着した模様が放送される。
番組では、萬壽が息子・梅枝に時蔵の名跡を譲った理由や、襲名後の初舞台を終えた梅枝の自己採点、そして獅童の長男・陽喜と次男・夏幹の将来の夢などが語られる。
萬壽は、孫の初舞台を梅枝からスタートさせたいという思いから、息子に時蔵の名跡を譲る決断をしたという。梅枝は、父のことはずっと時蔵だと思っていたため、最初は戸惑いがあったものの、親子三代で名前を変えられる貴重な機会であると考え、受け入れたそうだ。
一方、陽喜は、歌舞伎座で歌舞伎を演じ、夜は新日本でプロレスをするという、二刀流を夢見ている。さらに、スケールの大きなもう一つの夢も抱いているという。具体的な夢の内容は番組で明らかになるだろう。
番組では、冨永愛が伝統文化の魅力を伝えるとともに、後継者問題など、伝統文化が置かれている現状や未来について探っていく。歌舞伎界の未来を担う若手俳優たちの姿を通して、伝統文化の継承について改めて考えさせられる内容となっている。
「冨永愛の伝統to未来~歌舞伎スペシャル~」は、BS日テレで7月3日よる10時から放送。番組公式SNSでは、ロケ時の冨永愛の貴重なオフショットなども配信されている。