核融合エネルギーの実現に向けた政策方針を探るセミナー開催
2025年4月9日、自民党「核融合エネルギー推進議員連盟」の会長である衆議院議員の森英介氏を招いて、核融合エネルギー実用化に向けた政策や課題を深掘りするセミナーが開催されます。このセミナーは、現在進行中の国際プロジェクトや我が国の取り組みを知る貴重な機会です。
セミナーの概要
日本計画研究所(JPI)が主催するこのセミナーは、核融合エネルギーが将来のエネルギー需給において果たす役割についての議論を行います。フランスのカダラッシュでは、国際的な協力のもとで核融合実験炉ITERの建設が進められています。一方、日本では日欧共同研究を基に、ITERの後を見据えた原型炉開発に向けたブロードアプローチ(BA)が実施されています。
森氏は、これらのプロジェクトの意義や現在の進捗、および今後の展望について具体的に説明します。また、自民党内での取り組みや活動内容も詳しく報告されます。参加者は、政策形成にどのように関与できるのかを学び、具体的な行動に結びつける手助けを得られるでしょう。
講義内容
セミナーでは以下のような内容が扱われます。
1. 今後のエネルギー需給における核融合の意義
2. 核融合の炉型式とITERの位置付け
3. 森氏自身のITERとの関わり
4. 自民党核融合エネルギー推進議員連盟の取り組み
5. ITERに関する設計検討とサイト誘致戦略
6. 日本が果たすべき役割
7. 我が国におけるBA活動の現状
8. 今後の課題および展望
9. 質疑応答・名刺交換・交流会
特に名刺交換会では、参加者同士が新しい人脈を結ぶ良い機会となっています。ビジネスの新たな展開を目指す方には、十分に利用していただける場となるでしょう。
受講方法と参加方法
参加者は、会場での受講、ライブ配信、あるいはアーカイブ配信から選択可能です。アーカイブは2週間、何度でも視聴できるため、スケジュールに合わせた受講が可能です。受講料は37,410円(税込)で、登録された方は同伴者が1名無料です。地方公共団体に所属する方には特別価格が設けられており、さらに参加しやすい条件が整っています。
このセミナーを通じて、核融合エネルギーに対する理解を深め、未来のエネルギー政策に関与するための専門的な知見を得るチャンスです。ぜひこの機会を逃さず、申し込みを検討してみてはいかがでしょうか。
詳細な情報や申し込みは、JPIの公式サイトからご確認いただけます。核融合エネルギーの未来に向けて、皆さまの参加を心よりお待ちしております。