虫の鳴き声を通じて「聞こえること」の大切さを学ぶワークショップ
眼鏡市場は2025年1月26日、神奈川県海老名市の海老名市立中央図書館にて家族向けの特別なワークショップを開催しました。その名も『よるの むしのね ずかん』。このワークショップでは、虫の鳴き声を題材にして、音の仕組みや「聞こえること」の重要性を楽しみながら学ぶことが目的でした。
ワークショップの背景
年齢を重ねると共に多くの人が経験する老人性難聴。その進行は徐々に行われるため、多くの場合、自分では気づかないことが多いのです。しかし、そのまま放置すると、他者とのコミュニケーションや日常生活に支障をきたす恐れがあります。眼鏡市場は、そんな問題を解決するために、かるたや科学実験を通じて「聞こえること」の大切さを伝えようとしています。
実施した内容
今回の『よるの むしのね ずかん』ワークショップには、参加した16名の小学生と13名の保護者、合わせて29名が参加。音の振動を視覚化する実験や、実際に虫の鳴き声を聞いてその名を当てるクイズ、さらには音の聞こえ方を表現するワークが行われました。特に、音の振動実験では特製設備を用いて、音楽や生活音の振動を目の前で観察できる貴重な機会を提供しました。参加した子供たちはその様子に目を見開き、その反応に歓声を上げました。
次に、参加者はエンマコオロギやスズムシなどの虫の鳴き声を表現するワークに挑戦。子供たちは楽しそうに、鳴き声を文字にしてみたり、動作で表現したりしました。中には「お父さんのいびきみたい」とユニークな例を挙げる子もいて、笑いが起こりました。
最後には「むしのねクイズ」が行われ、子供たちは耳を澄ませて虫の声に集中。自分たちが表現した音を参照にしながら、全問正解を目指しました。この真剣な姿勢は、親にとっても自分の「聞こえ方」を考える良いきっかけとなったようです。
参加者の声
ワークショップ終了後にはアンケートを実施し、多くの参加者から「音の振動実験が楽しかった」、「普段聞かない虫の声を聞けて良かった」といった感想が寄せられました。また、「虫の鳴き声を文字にすることで、子供たちにはどのように聞こえているかを知る良い機会だった」という意見もあり、参加者の関心が高まっていることが伺えました。
公式特設サイトと今後の展望
眼鏡市場では、『よるの むしのね ずかん』特設サイトを開設しており、そこで電子版が公開されています。今後も静岡県内外で様々なワークショップやパネル展示を行う予定です。
我々は、「関わる皆の幸せを実現し、笑顔を創造します」という理念をもとに、人々の健康や生活に寄り添いながら、社会問題に真摯に取り組んでまいります。
まとめ
『よるの むしのね ずかん』ワークショップは、参加者にとって音や耳の健康についての理解を深める素晴らしい機会となりました。今後もこのような活動を通じて、多くの人々に「聞こえること」の大切さを伝えていきたいです。