大西暢夫が大賞受賞
2025-05-05 05:16:16

第72回産経児童出版文化賞 大賞に大西暢夫氏の『ひき石と24丁のとうふ』

2023年5月5日、産経新聞社は第72回産経児童出版文化賞の受賞作品を発表し、注目の大賞に選ばれた大西暢夫氏の『ひき石と24丁のとうふ』がその名を刻みました。

この賞は、毎年昨年1年間に刊行された児童書から優れた作品を選出し、多くの子どもたちに良い本を広めることを目的としています。審査対象となったのは、初版が日本語で出版された作品で、小学校高学年向けの書籍を含む4176作品にのぼります。

大西暢夫氏の『ひき石と24丁のとうふ』は、その独自のストーリーで多くの評価を集めました。作品は、読み手に温かな感動を与える内容で、子どもたちの心を捉えることに成功しました。このような作品が賞を受けることで、より多くの子どもたちが読書に親しむ機会が増えることを期待したいものです。

さらに、今回の受賞作品には、ほかにも多彩な作品が名を連ねており、注目を浴びています。

【JR賞】には安東みきえ著の『ワルイコいねが』、【タイヘイ賞】には鎌田歩作の『巨石運搬! 海をこえて大阪城へ』が選ばれました。また、美術賞には保立葉菜氏の絵が輝く『おはなしはどこからきたの?』が受賞するなど、様々な分野から優秀作品が選ばれました。

審査委員は、文学部門においては川端有子氏や土居安子氏ら、絵本・美術部門では落合恵子氏、さくまゆみこ氏、社会・科学部門では木下勇氏や張替惠子氏が名を連ねています。ゲスト選考委員として、協賛企業タイヘイおよび各メディアから選ばれた委員が最終選考に参加し、高い評価を受けた作品を見極めました。

産経児童出版文化賞は昭和29年に設立されて以来、「次の世代を担う子どもたちに良い本を」を基本理念に老舗の表彰制度として、児童文学や絵本、翻訳本など約1200作品が受賞しました。これは、戦後日本の児童文学及び絵本文化の歴史を形作る重要な取り組みでもあります。

子どもたちにとって良書との出会いは、未来を切り開く大きな力となるでしょう。受賞作品は、ぜひ手に取り、心ゆくまで楽しんでほしいものです。各作品は書店での取り扱いも開始され、多くの子どもたちに親しまれることでしょう。詳しい情報は、5月5日付の産経新聞朝刊や「産経ニュース」で確認できます。

今回の受賞により、ますます注目を浴びる児童文学の分野。悪戯っぽい冒険や、心温まる人間関係を描いた作品が多く、読者を魅了してやみません。これらの作品が子どもたちの世界を広げ、健やかな成長を助けることを願っています。


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