リアライズコーポレーションが乗用車リース市場に新たな風を吹き込む
2025年7月1日、株式会社リアライズコーポレーション(東京都港区、社長:今福洋介)は、株式会社スリークロス(大阪府大阪市、代表取締役:仲野仁)および株式会社トラーク(埼玉県さいたま市、代表取締役:佐藤智也)の発行済み株式の51%を取得したことを発表しました。この取引により、両社のビジネスと顧客ネットワークの連携が実現し、地域経済に対するより幅広い価値の提供が可能になるとしています。
資本業務提携の意義
これまでも、リアライズコーポレーションは「トラックファンド(R)」や「R.リース(R)」を通じて、運送会社に新たな車両調達手段を提案し、「買う」から「借りる」へのビジネス変革を促進してきました。この取り組みは、運送会社の財務体質の改善や経営支援に寄与してきましたが、スリークロスとトラークが加わることで、リアライズコーポレーションの提供可能なサービスの幅が広がります。特に乗用車リース事業(リローン)に進出することで、顧客のニーズにさらに応える体制が整うでしょう。
今後、スリークロスやトラークはリアライズコーポレーションのビジネススキームと連携し、乗用車リース市場でのシェア拡大を目指します。これにより、自動車リースのサービスラインナップも強化され、国内自動車調達に新たな未来を築く動きが加速する見込みです。
スリークロスとトラークの紹介
スリークロス
- - 会社名:株式会社スリークロス
- - 代表者:仲野仁
- - 設立:2020年12月
- - 資本金:500万円
- - 所在地:大阪府大阪市北区梅田一丁目1番3号1518
- - 詳細はこちら
トラーク
- - 会社名:株式会社トラーク
- - 代表者:佐藤智也
- - 設立:2022年1月
- - 資本金:6,000万円
- - 所在地:埼玉県さいたま市大宮区下町一丁目40番4号
リアライズコーポレーションの理念
リアライズコーポレーションは「トラックファンド(R)」という独自の金融スキームを通じて、大型トラックやトレーラーを投資対象としています。この仕組みは運送会社に対して新しい車両調達手段を提供し、財務体質やビジネスの成長を助けると同時に、投資家や金融機関にも利点をもたらします。公共性の高い金融商品として、運送業界の発展に貢献することが期待されています。
また「R.リース(R)」では、従来の車両調達方法と比較して、運送会社が初期コストを抑えながら必要な車両を借りることができる仕組みを導入。この新しいアプローチは、運送業界の多様化と効率化を促進しています。
結論
リアライズコーポレーションの今回の乗用車リース市場への進出は、同社の経営戦略において非常に重要な一歩です。この新たな試みを通じて、地域経済や自動車リース市場に対して、どのような革新をもたらすのか、今後の展開に注目が集まります。