高槻城公園北エリア、歴史と現代が融合する魅力的な空間へ
高槻市は、歴史と文化が息づく高槻城公園北エリアの整備を進めており、その一環として、カフェ・レストラン(飲食店)・売店の誘致に向けたサウンディング型市場調査を実施することを発表しました。
高槻城公園は、かつて高槻城があった場所に位置し、「北エリア」「中央エリア」「南エリア」の3エリアに分かれています。令和5年3月には中央エリアに「高槻城公園芸術文化劇場」が開場し、コンサートや演劇など、さまざまなイベントが開催され、連日賑わいをみせています。
現在、令和8年度末のオープンを目指し、北エリアの整備が進められています。北エリアには、乾櫓や高麗門など、かつての高槻城三の丸を再現する歴史的建造物が建設される予定です。さらに、カフェ・レストラン(飲食店)・売店の導入により、歴史と現代が融合した魅力的な空間が誕生する見込みです。
今回のサウンディング調査では、民間事業者から、関心度や事業の採算性など、行政では気づきにくい課題を把握することを目的としています。調査に参加する事業者は、カフェ・レストラン(飲食店)・売店の運営事業の実施主体となる意向を有する法人、個人事業主またはそれらのグループとなります。
調査では、参入可能性、サービス品目、必要な面積、費用などについて、個別対話を実施し、その意見を参考に、令和7年度に予定している運営事業者の公募型プロポーザルへと繋げていきます。
高槻城公園北エリアは、高槻市の中心部に位置し、阪急高槻市駅から徒歩約8分というアクセス抜群の場所にあります。歴史的な建造物と現代的な施設が調和した、新たな観光スポットとして、多くの人々に愛される空間になることが期待されています。
サウンディング調査の概要
- - 対象者: 北エリア1期及び北エリア大手地区のカフェ・レストラン(飲食店)・売店の運営事業の実施主体となる意向を有する法人、個人事業主またはそれらのグループ
- - スケジュール:
- 実施要領の公表: 令和6年7月8日(月曜日)
- 個別対話の参加申込期間: 令和6年7月8日(月曜日)から8月5日(月曜日)17時まで
- 個別対話の実施: 令和6年7月22日(月曜日)から8月9日(金曜日)まで
- 追加対話の実施: 令和6年9月以降順次 ※提案書の提出あり
- 実施結果概要の公表: 令和6年12月下旬以降
- - サウンディング項目: 事業性(参入可能性)、事業内容(サービス品目)、施設計画(必要な面積、バックヤード、搬入搬出動線)、費用、高槻城公園との調和、その他に関すること
対象箇所
- 住所: 高槻市野見町2-33
- 面積: 250平方メートル程度
- アクセス: 阪急高槻市駅から徒歩約8分
- 住所: 高槻市大手町1-23
- 面積: 100平方メートル程度
- アクセス: 阪急高槻市駅から徒歩約3分
高槻市は、今回のサウンディング調査を通して、民間事業者との連携を強化し、高槻城公園北エリアを、歴史と文化、そして賑わいのある魅力的な空間へと発展させていくことを目指しています。