東京都防災模試とは
2020-11-20 14:00:00

新たな防災意識を醸成する東京都防災模試の始まり

東京都独自の防災教育「東京都防災模試」の概要



東京都は、防災知識の普及を目指し、新たに「東京都防災模試」を開始しました。この模試は、都民が気軽に防災について学び、自身の知識を確認できる形式を採用しています。模試には、ヤフー株式会社が過去に実施した「全国統一防災模試」で特に認知が低かった問題や、東京特有の設問、さらには感染症に関する内容も含まれています。

実施内容


この模試では、合計25問の設問が用意されており、受験者は選択肢やインタラクティブな要素を通じて答えていきます。具体的には、方位を答えるコンパス機能や、心臓マッサージの正しいスピードでタップする問題など、スマートフォンやタブレットの特性を活かした設問が特徴です。

受験手順


模試を受けるには、特設WEBページからアクセスし、設問に回答した後に結果が表示されます。防災知識を身につけるだけでなく、受験結果をソーシャルメディアでシェアできる機能もあり、周囲とも防災についての意識を高め合うことが可能です。

設問の内容


設問は、東京の地理や都市特性に基づいた内容で構成されています。また、感染症のリスクを考慮した新しい質問も追加されており、受験者にとって有意義な学習機会となることでしょう。

設問数は25問、所要時間は約15分で、特に制限時間は設けられていません。しかし、災害時における判断力を評価するため、解答スピードがスコアに反映されます。

結果の評価


模試の結果としては、得点(100点満点)や防災に必要な5つの能力(「防御力」「行動力」「協働力」「知識力」「判断力」)を分析した能力チャートが表示され、受験者自身の防災スキルを把握することができます。また、結果に基づいて「防災ゴッド」や「防災ガンマン」といったタイプ分けも行われ、受験者同士のコミュニケーションのきっかけとなります。

キックオフイベント


さらに、「東京都防災模試」のキックオフイベントも行われ、都内在住の30名限定でオンライン参加が可能です。このイベントでは、模試を受験してその結果を共有する場を設け、普段からの防災意識の向上を図る狙いがあります。ライブ配信も行われ、参加者は実際の模試を体験しながら防災知識を深めることができるでしょう。

まとめ


「東京都防災模試」は単なる試験ではなく、東京都民全体の防災意識を高め、個々の知識を深めるための新たな試みです。新型コロナウイルスの影響を受ける中、これまで以上に防災に対する理解が求められる時代に、この模試が重要な役割を果たすことでしょう。参加を考えている方は、ぜひ特設サイトを訪れて詳細を確認してください。

会社情報

会社名
東京都
住所
東京都新宿区西新宿2-8-1
電話番号

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