照明文化を体験する新しい試み
物語運輸株式会社が新たに展開する「提灯作りワークショップ」は、伝統的な日本の照明文化に現代の感性を加えた体験型プログラムです。このワークショップは、訪日外国人はもちろん、日本の手trabに興味を持つ方々に向けたもので、手軽に参加できる形式になっています。
ジャパンカルチャースタジオとは
「Japan Culture Studio」は、日本の伝統工芸文化を“誰でも・いつでも・どこでも”体験できるデリバリー型のワークショッププログラムです。金継ぎや盆栽作りなど、様々な体験ができるメニューを用意し、全国に展開しています。新たに加わった提灯作りは、日本が誇る伝統技術を感じることができる貴重な機会です。
体験の詳細と特長
このワークショップでは、兵庫県加西市で唯一、ちょうちんを一次生産する「高部ちょうちん店」の四代目職人、高部真充さんの協力を得て作られたオリジナル提灯キットを使用します。このキットは、国産和紙と職人が手がける竹ひごを用い、どなたでも約1時間で完成させることができます。完成後は畳んで持ち帰ることも可能で、実用性と美しさを兼ね備えています。
特徴の概要
- - 手軽で奥深い: 約1時間で制作可能。
- - 素材へのこだわり: 国産和紙と職人加工の竹ひごを使用。
- - バイリンガル対応: 英語を含むガイド動画や講習あり。
- - カスタマイズ性: 和紙変更やロゴの刻印が可能。
主な対象者
ワークショップの主な参加者は、訪日外国人旅行者、手仕事やクラフトが好きな方、そして地域まで足を運びにくい都市部在住者や短期滞在のゲストです。このような多様な層の方々に、新たな文化体験を提供します。
ワークショップの流れ
体験は約1時間で、参加したい方は1〜3ヶ月前にお問い合わせを行い、1ヶ月前に発注とオンライン講習が行われます。その後、約2〜3週間で納品され、いよいよワークショップを実施します。
五十嵐勇のコメント
代表取締役の五十嵐勇は、「訪日のお客様が日本の文化に触れ、心から感動する瞬間には大きな価値がある」とコメント。また「提灯は単なる照明器具ではなく、日本の美意識が詰まった工芸品です。この体験を通じて、職人の想いも伝えたい」と語ります。
物語運輸のミッション
物語運輸株式会社は、日本の伝統文化を世界に発信することをミッションにしています。少子高齢化や都市への一極集中が進む中で、伝統が消えないよう“文化を届ける”手段としてこのワークショップに挑戦しています。
おわりに
日本文化には、まだまだ世界に伝えるべき物語がたくさんあります。提灯作りを通じて、もっと多くの人たちに灯りをともしていただければと思っています。