災害時の備えを学ぶワークショップのご紹介
香川県高松市では、2025年9月2日(火)に「はじめの一歩はここから!災害に備える夜の防災ワークショップ」が開催されます。このイベントは、株式会社ONDOと香川大学の防災学生団体「せとうちで、はじめまして。」の協働によるもので、災害に対する具体的な準備を学ぶ貴重な機会となっています。
このワークショップの特に注目すべき点は、災害発生直後に必要とされる「安否確認」と「食の確保」に焦点を当てていることです。参加者は、災害伝言ダイヤル「171」の利用方法や、ポリ袋を使った「パッククッキング」の実践を通じて、緊急時に役立つスキルを学ぶことができます。
どのように学ぶのか?
このワークショップは、単なる知識の提供にとどまらず、実践を通じて「自分にはできる」という自信を育むことを目指しています。特に、災害時にはまず自身の安全が最優先ですが、同時に家族や大切な人の安否を気にするものです。ここで、ワークショップでは「つながる不安」と「食べる不安」を同時に解消するための具体的な方法が提供されます。
イベントの内容
本ワークショップでは、
1.
オープニング・アイスブレイク
2.
体験(1):災害伝言ダイヤル「171」を体験し、どのようなメッセージを残せば良いかを学びます。
3.
体験(2):身近な食材を使用した「パッククッキング」のデモンストレーションを行い、実際に試食を実施します。
4.
共有タイム:参加者同士が気づきを共有し、防災についての意識を深めます。
参加者の声
受け入れられる人数は15名と限られていますが、参加することで得られる知識とスキルは計り知れません。特に、講師陣には香川大学の学生団体の代表者や、パッククッキング協会認定講師が揃い、多様な視点からのアプローチが期待されます。
また、このワークショップは単に体験会に終わるのではなく、参加者同士での「対話」を重視しています。この対話の中でお互いの気づきや疑問を共有することで、災害時に自助だけでなく、地域やコミュニティでの共助の必要性について考える機会が提供されます。
開催概要
- - 日時:2025年9月2日(火) 19:00~21:00(開場18:45)
- - 会場:ONDOセミナールーム「OLP」
- - 対象:防災に関心のある方(高校生以上)
- - 定員:15名(事前申込制)
- - 参加費:1,500円(税込、材料費込)
- - 申込方法:Googleフォームから利用してお申し込みください。
まとめ
防災に対する意識は年々高まっていますが、実際に何をどう備えておくべきかは人それぞれです。このワークショップは、灾害時に直面するかもしれない不安に対処するための実践的な学びを得られる良い機会です。参加を通じて、より充実した防災知識を身につけて、安心して日々を過ごしましょう。