匝瑳市と千葉商科大学の連携
2024-10-02 14:03:17

匝瑳市と千葉商科大学が手を組み即行動、ゼロカーボンシティの実現を目指す

匝瑳市と千葉商科大学が連携協定を締結



2023年10月1日、千葉県匝瑳市と千葉商科大学は、地域の課題解決や教育・研究機能の向上を目的に、包括的な協力協定を結びました。この連携により、双方の資源を活用し、持続可能な社会づくりを進めていくことが期待されています。

匝瑳市は2021年12月に「ゼロカーボンシティ宣言」を行い、2050年を目標に二酸化炭素の排出を実質ゼロにするための取り組みをしています。市民や事業者との協力を通じ、省エネルギーや再生可能エネルギーの導入を推進してきました。さらに、2023年11月には環境省の「脱炭素先行地域」に選ばれ、外部からもその取り組みが評価されています。

一方、千葉商科大学では、所蔵のメガソーラー野田発電所を活用し、年間の発電量と大学のエネルギー使用量を同量にすることを目指しています。2040年までに実質ゼロのエネルギー使用を達成する目標を掲げ、環境に配慮した教育プログラムの開発も進めています。

この連携協定では、ゼロカーボンシティの実現に向けた取り組みや中小企業の活性化策、さらには商店街の振興や創業支援まで、様々な側面での協力が盛り込まれています。また、市職員や学生向けの研修やワークショップの開催も計画されており、相互に人的・知的資源を活用していく姿勢が示されています。

特に、地域特性を生かした教育プログラムの開発は、学生たちの地域への理解を深めると同時に、地域振興にも寄与することでしょう。市と大学が共に創る場を通じて、持続可能な政策を推進するためのスキル向上も重要なテーマとなります。

この包括的な協定締結を機に、匝瑳市と千葉商科大学は、相互の強みを生かしながら、地域の活性化や持続可能な社会へ向けた新たな一歩を踏み出します。これにより、地域の課題解決に向けた積極的なアプローチが期待でき、さらなる発展が望まれています。今後の取り組みが地域住民や学生たちにとっても有意義なものとなることを祈っています。


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