日本ホテルが食品ロス削減大会でブース出展　持続可能な食文化を提案

日本ホテル株式会社（以下、日ホテル）は、2025年10月30日に東京の千代田区で開催される「第9回食品ロス削減全国大会」にブースを出展します。本大会は、食品ロス削減への意識を高め、全国での実践を促進するためのイベントです。今年で第9回目を迎えるこの大会には、地方自治体や企業、団体、有識者などが参加し、様々な取り組みが紹介されます。

日ホテルのブースでは、同社が行っている食品ロス削減の具体的な initiatives をお伝えします。特に「3010運動」として知られる食べきり促進運動や、食べ残しを持ち帰るための取り組み「mottECO」などが焦点となります。これに加え、「もったいないメニュー」として提供される、余った食材を活用した創作料理や、余剰なパンを使用したアップサイクル商品「ラスク」の配布も行います。

このブースでは、単に食材を無駄にしないための取り組みだけでなく、地域や業界全体への情報発信も行う予定です。具体的には、ビュッフェプランを工夫することでお客様が取りすぎないようにする工夫や、規格外の野菜や未利用魚の活用を通じた新たな料理の提案を行います。

さらに、イベント当日には、日ホテルのエグゼクティブアドバイザーでありSDGs担当の松田秀明氏が、「2050ゼロ・ウェイストちよだ」に向けたパネルトークセッションで討論を行います。このパネルトークでは、食品ロス削減の現状や課題、今後の展望について具体例を交えて説明します。

全国大会の詳細は、以下の通りです。

- 日時: 2025年10月30日（木）10:00～17:00
- 会場: 大手町プレイスホール&カンファレンス（東京メトロ大手町駅A5出口に直結）
- 入場料: 無料
- 主催: 千代田区、全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会
- 共催: 消費者庁、農林水産省、環境省
- 公式サイト: 食品ロス削減全国大会

また、本大会では日ホテルが参加する「mottECO普及コンソーシアム」も出展をし、食品ロス削減に向けた多様な取り組みを紹介します。このコンソーシアムは、ホテル、外食、中食、行政、大学などの33団体が連携し、食品ロス削減に取り組んでいることからもその重要性が伺えます。

日ホテルをはじめとした多数の団体が参加するこの大会は、持続可能な未来の実現に向けて一歩踏み出す絶好の機会です。ぜひ、食品ロス削減に関心のある方々に参加いただき、未来につながるアイデアや取り組みを共有する場として活用してください。