ウイスキーガロア4月号(Vol.55)の魅力
ウイスキー文化を深く知るための日本唯一の定期刊行物、『Whisky Galore』が2026年3月12日に4月号(Vol.55)を発売します。この号では、シングルモルトのブームの立役者とも言えるウィリアム・グラント&サンズ社とエドリントングループに焦点を当てた特集が組まれています。
特集「スコッチ蒸留所名鑑」
この巻頭特集では、両社の歴史と特徴を解説し、シングルモルトの魅力を語ります。ウィリアム・グラント&サンズ社は、19世紀に創業したパイオニア。その flagship ブランド「グレンフィディック」は、現在も世界で最も有名なシングルモルトとして知られています。この会社の特徴は、スコットランド資本で運営される自主管理の精神。斬新な蒸留技術、高品質を追求する姿勢が、多くのファンを魅了してやみません。
対照的な立ち位置にあるエドリントングループは、同じく19世紀に設立され、ハイエンドなシングルモルトである「マッカラン」が代表的な銘柄です。特にこのブランドは、味わいの複雑さから、ウイスキー愛好者の間で高く評価されています。両者の成長過程や競争、相補的な関係を掘り下げ、読者に新たな視点を提供します。
台湾ウイスキーの盛り上がり
今号では、台湾ウイスキーにもスポットを当てています。この20年で急成長を遂げた台湾の蒸留所、特にアジア最大を誇るカバランの発展や、ユニークな蒸留所として注目されているマオウェイキ、バニーヴィルの現場を取材。編集長の土屋守が現地を訪れ、観光スポットからバーの雰囲気までを詳細にレポートします。新たなウイスキー文化が根付く台湾の魅力に触れる機会を提供します。
「ザ・テイスティング」座談会の開催
人気企画である「ザ・テイスティング」では、チーム全員が集結し、2025年のトレンドや評価について語り合う場も設けられました。新たに増員されたテイスターたちによる討論は、ウイスキーの多様化が進む中での評価基準を示す貴重な内容が中心です。また、テイスティングした中からベスト30や各カテゴリーのベスト賞を選ぶ過程に迫ります。
日本のボトラーズの未来
特に注目されるのは、まだ世に知られていない日本のボトラーズの動向です。新たな価値を創造しているT&T TOYAMAやCASK & FORESTなど、興味深いブランドの取り組みは、新しい時代のウイスキー文化を感じさせます。これらのブランドの設立や活動も詳細に紹介され、次世代のウイスキーシーンを垣間見ることができます。
その他の特集やインタビュー
この号では、ガイアフロー静岡蒸溜所やザ・クラシック・ラディ10年、石垣ディスティラリーといった新しい動きにも焦点を当てています。これにより、読者は日本のウイスキーの幅広い展開を理解することができるでしょう。
まとめ
『Whisky Galore』は、ウイスキーに関わるさまざまな視点から情報を提供し、専門の方々だけでなく一般の読者にも親しみやすい内容を心がけています。最新のウイスキー情報を手に入れるためにも、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。
書誌情報
・発売日:2026年3月12日(木)
・価格:1,320円(税込)
・販売場所:ウイスキー文化研究所のオンラインショップ、全国の書店、Amazonなどで購入可能です。