医療AI「ユビー」が新機能「受診メモ」を発表
Ubie株式会社が提供する生活者向けサービス、医療AIパートナー「ユビー」が新しい機能「受診メモ」を開始しました。この機能は、患者さんが医師に伝えたいポイントをAIが自動的に整理してサポートするもので、診察時のコミュニケーション向上を目指しています。
開発の背景
医療現場では、患者さんが自分の症状や経過を正確に伝えることが、適切な診断と治療の決定に欠かせません。しかし、実際の診察においては、時間的な制約や緊張、さらには医師に対する心理的な遠慮が原因で、うまく伝えきれないことが多いのが現状です。当社が行った調査によると、約半数の患者さんが医師に十分に症状を伝えられなかったと感じています。
そうした課題を解決するため、「受診メモ」は、ユーザーとの対話や過去の健康情報をもとに、医師に伝えるべき重要なポイントをAIが自動で要約し、提示します。この機能により、患者さんは診察室で素早く情報を共有でき、医師は必要な情報を規則正しく受け取ることができます。
「受診メモ」機能の特徴
1.
情報の自動整理: 患者さんがユビーとの対話で入力した情報をもとに、医師に伝わる言葉へと自動的に変換します。これにより、患者さんが使う言語を医学的な観点から整理し、診察の効率化を図ります。
2.
医学的盲点の補完: AIは患者さんが気づいていないかもしれない症状を把握し、重要な事項を追加する機能も持っています。これにより、医師に必要な情報がより充実したものになります。
3.
直感的なUI: 作成されたメモは、診察時に医師に見せるだけで済むため、患者さんは手間をかけずに情報を伝えられます。
使ってみた人の声
受診メモを体験したユーザーからは、「自分の症状をうまく言葉にできなかったが、ユビーが要約してくれたことで安心感があった」といった意見や、「診察中に伝え忘れが防げて、納得感のある受診ができた」といった高評価のフィードバックが寄せられています。また、医療従事者からも「事前に病歴が整理されているので、診察がスムーズだった」との声があり、成果が見えてきています。
今後の展望
Ubieは、今後さらに日常的な健康データ(バイタルデータなど)を受診メモに統合し、医師や医療機関と連携を深めていく予定です。この「受診メモ」が患者さんと医療の架け橋となり、対話の場を創出することで、より良い医療体験を提供していく考えです。
このように、医療AI「ユビー」は、テクノロジーを駆使して患者と医師の間の情報共有を促進し、より良い医療環境の実現に向けて一歩近づいています。これからの展開に期待が寄せられます。