甑島トライアルステイで島の暮らしを体験
鹿児島県薩摩川内市に位置する甑島。この美しい離島は、上甑島、中甑島、下甑島の三つの島々で構成されており、断崖の海岸線や豊かな自然が魅力です。人口減少と高齢化が進む中で新しい移住者が求められています。そこで、甑島地域雇用・移住定住対策協議会が主催し、株式会社薩摩川内市観光物産協会が運営する「令和8年度 甑島トライアルステイ」が、2027年1月29日から31日までの2泊3日で開催されることが発表されました。
トライアルステイの目的
移住を考える方々にとって、実際に島での生活を体験することは非常に重要です。旅行で訪れる場合、宿泊先や観光スポットの印象が強く、具体的な日常生活の様子や、仕事、住まいの環境、地域の人々との関係まで理解することは難しいものです。このトライアルステイでは、観光要素ではなく「暮らし」の視点から島を体験することを目指しています。実際に住むときのイメージを具体的に持ちながら、必要な情報を集めることができます。
参加者を対象とした特別プログラム
参加者は最大3組、各組3名までの計9名を募集します。参加費は無料ですが、出発地から串木野新港までの交通費は自己負担となります。応募対象者は、数年内に甑島への移住を計画している方で、全行程に参加可能な方です。また、事前にオンライン面談を受けて、アンケートにも協力する必要があります。
トライアルステイの3つのポイント
1.
地域行事に参加: 移住者は、地元の人々と共同で地域行事「勝山に登ろうど」に参加します。これにより、島の文化や地域のつながりを感じることができる貴重な体験となります。
2.
先輩移住者との交流会: 移住経験を持つ先輩たちとの食事を通じて、実際の暮らしの話を聞き、移住前の不安や悩みを相談できます。ネットでは得られない生の情報が手に入ります。
3.
職場や住まいの見学: 参加者は希望に応じて、漁業、建設、介護などの職場や、空き家、市営住宅を見学します。病院や商店、ごみ処理といった生活インフラの確認も行ない、現地の生活を具体的に把握できるチャンスです。
先輩移住者からのメッセージ
2021年に下甑島に移住した看護師の小林恵さんは、最初の目的が研修だったが、気がつけば6年目を迎え、地元の人と一緒に食堂を開業し、養蜂にも挑戦していると語ります。このトライアルステイは観光とは別の“生活”を体験する場所だと強調し、自分の目で確かめる大切さを伝えています。
行程の概要
- - 1日目(1月29日): 串木野新港を出発し、下甑島に到着後、希望に応じた職場や住まいなどを見学します。夜は宿泊先で夕食と参加者同士の交流。
- - 2日目(1月30日): 地域行事に参加し、午後はフリータイム。夕方には先輩移住者との交流会があります。
- - 3日目(1月31日): 公認ガイドの案内で甑島の自然や歴史を巡る観光を行い、参加者は自身の移住先としての候補地を実感する時間となります。
最後に
甑島トライアルステイは、移住を真剣に考える人々にとって、非常に価値のある経験となるでしょう。3日間を通して、素晴らしい島の生活を体感し、自身の人生の大きな選択をするための手助けとなることでしょう。興味のある方は、早めに申込フォームから申し込むことをお勧めします。