EC事業者支援の新基軸、ACROVEとピアラが提携
2024年5月、株式会社ACROVE(東京・千代田区)と株式会社ピアラ(東京・渋谷区)が手を組み、EC業界の売上最大化を実現するための業務提携を締結しました。この提携により、両社は新たなマーケティング支援サービス『Retail Spark』を展開します。
新サービス『Retail Spark』の魅力
新たに提供される『Retail Spark』は、「売上に直結するPR」をコンセプトに、EC事業者が直面する課題を解決するためのものです。具体的には、SNS(TikTokやInstagramなど)を活用し、ターゲット層にアプローチすることで認知力を高め、さらにはブランドの強化に繋げます。このサービスを利用することで、ECサイトの売上が向上するだけでなく、店舗への訪問数や購入率も増すと期待されています。
『Retail Spark』では以下のようなフローが実現可能です:
- - SNSを通じて得た認知度が、実際の店舗での売上に結びつく
- - ECモール内でのレビューや評価が向上し、ランキングも上昇する
- - オンラインとオフラインの販売を相互に促進することで、販路拡大が図られる
このように、ACROVEとピアラの提携は、売上最大化への道を開いています。
提携の狙いと背景
業務提携の背景には、ACROVEがこれまでに築いてきた豊富な経験と、ピアラが持つフルファネル支援の専門性があります。ACROVEは累計200社以上のEC事業者と協力し、モールの売上最大化から物流管理までを一貫して支援してきました。一方、ピアラはPRやSNSを駆使したマーケティングに強みを持ち、売上へつながる施策をデザインする能力を備えています。
この2社の協力により、モール外からのアプローチを強化し、EC事業者に対して新たな付加価値を提供することが目的です。特に、以下のような事業者に対して最適なサービスとなるでしょう。
- - モール内の広告施策での壁を感じている事業者
- - SNSやPRの施策を売上にどう結びつけるか悩んでいる事業者
- - 店頭での販路獲得を視野に入れたEC施策を実行したい事業者
新たな販促のかたち
この提携により、ACROVEは従来の「点の施策」から「売上を生む線の設計図」を描くことに注力します。『Retail Spark』の導入を通じて、EC事業者は一貫したマーケティング戦略をもとに、効果的な施策を講じることが可能になります。
この新たなアプローチは、EC市場における競争力を高め、成長を促進することでしょう。
左右されない未来の市場を目指して
ACROVEとピアラの提携は、EC業界の未来を形作るものであり、双方の強みを有効活用することで、売上向上に繋がる新しいマーケティングの形を創出しようとしています。EC事業者にとって、もはや選択肢は多様で、柔軟な対応を求められています。この変革期に、両社の取り組みが多くの事業者にとって追い風となることを期待したいです。