福岡の西京物流サービス、クラウド管理でミスゼロを達成

福岡の物流業界に革新をもたらす

福岡市に本社を構える株式会社西京物流サービスは、地域密着型の物流企業として、多岐にわたる商材を扱う中で、業務の効率化を目指してきました。特に、食品やサプリメント、雑貨、アパレルなどの取り扱いがあり、ECへの対応やチャーター便の手配など、幅広い物流ニーズに応える体制を整えています。このたび、同社はクラウド型倉庫管理システム「ロジザードZERO」を導入し、出荷ミスをほぼゼロにするという成果を上げました。

専用システム「ロジザードZERO」導入の背景

これまで西京物流サービスはアナログ管理による「現場作業の標準化」と「ヒューマンエラーの防止」といった課題に直面していました。そんななか、ロジザードZEROを導入することで、業務の正確性と確実性を維持しつつ、作業の標準化を実現することができました。実際の業務において、バーコードをハンディターミナルで読み込むことで、作業状況の把握や管理が簡単に行えるようになり、これが信頼性の向上にもつながっています。

クラウドカメラとの連携効果

さらに、今年からはエッジAIカメラの「Safie One」との連携を始め、出荷検品の際に映像記録を活用しています。この連携により、出荷作業の手順を映像で残し、後から確認することが可能になりました。特に包装材や同梱物に厳しい指示がある荷主にとっては、作業内容の透明性や証明が可能になり、信頼感が構築される結果となります。こうした取り組みは、トラブルやミスの早期発見にも寄与し、総じて効率的な運用につながっています。

作業状況の可視化と効率化

また、クラウドカメラによる作業状況の可視化によって、現場巡回の効率化や進捗確認が容易になり、結果として人的負荷の軽減にも成功しました。西京物流サービスでは、今後もセキュリティ強化の観点から、Safieとの連携を広げていく計画を立てています。

導入効果の実感

実際にロジザードZEROの導入によって、在庫数の不一致もほぼなくなり、荷主からは優れた対応が評価されています。西京物流サービスの田中秀典統括部長は、「WMSの導入によって、荷主との信頼関係構築がなされることは非常に重要です。ロジザードZEROは直感的に使えるため、多くの顧客にお勧めしたいシステムです」と述べています。