横浜DeNAベイスターズの内野手、加藤響選手が「玉澤」ブランドとのアドバイザリー契約を結びました。この契約は、加藤選手がプロ入り前から独立リーグの徳島インディゴソックスでプレーしている際に、すでにサポートを受けていたことに由来しています。加藤選手は、2024年のドラフト3位で横浜DeNAに入団し、早くも彼の強肩強打のプレースタイルに期待が寄せられています。
加藤選手は、プロ1年目からこのような特別な契約を結ぶことになった経緯について、「独立時代にサポートしていただいた玉澤さんの選手になり、大変嬉しい」とコメントしました。自身が愛用しているグラブの優れた品質についても触れ、「このグラブ以外でのプレーは考えられない」と語り、その信頼感を言葉で伝えています。
契約を締結した「玉澤」は、1910年に創業された老舗の野球用具メーカーで、高品質なグラブで知られています。加藤選手が使用しているのは「PRO-1玉澤硬式内野グラブ加藤モデル」で、45年以上にわたる職人のこだわりが詰まった逸品です。このグラブは捕球面が美しく、動きやすさを追求しており、特にポケットの深さと手入れのしやすさを兼ね備えています。たしかに、加藤選手が「内野ノックを受けていると、キャッチャーミットで捕ったような爆音が鳴る」と話すほど、それは魅力的な道具となるでしょう。
加藤選手のグラブには、彼の特徴的なバッティングシルエットが親指に刺繍され、個性を表現しています。また、薬指には好きなピンク色の刺繍「K.Hibiki」が施され、デザイン面でも彼自身のアピールポイントとなっています。このように、製品に彼の個性がしっかりと反映されていることに、彼自身も非常に満足していることでしょう。
玉澤運動具店は、2024年8月に事業を継承した後も、職人の手による品質の高い道具を提供する姿勢を崩さず、加藤響選手のサポートを充実させています。そして、今後も彼の成長と共にブランドの拡大を図っていくとのことです。どこか懐かしさを感じさせる老舗ながらも、革新への意欲を失わない玉澤との関係は、加藤選手にとっても新たなスタートとなることでしょう。
野球ファンとしても、加藤選手の今後の活躍と共に、玉澤ブランドの行く先を注視していきたいと思います。