エンファシス新規展開
2024-10-08 22:10:08

エンファシス、平成電機を完全子会社化し新たな事業展開へ

エンファシス、平成電機を完全子会社化し新たな事業展開へ



株式会社エンファシス(本社:東京都豊島区)は、回路設計やプリント基板設計を手掛ける平成電機株式会社(本社:東京都八王子市)の全株式を取得することを決定し、同社を100%子会社とすることを発表しました。この取引は、令和6年9月30日の臨時取締役会において承認され、株式譲渡契約も同日に締結されました。

株式取得の狙い



エンファシスは、これまで映像処理技術に特化した受託ソフトウェアの開発や製造を行ってきました。一方、平成電機は1989年の設立以来、電子機器に必要な回路設計や基板設計を行い、高い技術力を持っています。平成電機の積み重ねたハードウェア技術と、エンファシスの組込みソフトウェア技術を組み合わせることで、両社の限界を超えた新しいシステム提案が可能になると期待されています。

さらに、エンファシスは2021年に完全子会社としたアレックスとも連携し、音声技術を活用した新たなソリューションの展開を計画中です。これにより、3社の技術を融合させ、より幅広い分野での事業展開が見込まれています。

平成電機株式会社について



平成電機は、創業以来、常に「安全安心」を基本に、顧客のニーズに応えた基板設計や部品実装を行ってきました。最新の技術を取り入れ、専門技術者を育成し続けることで、高品質な製品を提供しています。また、ドックイヤーと呼ばれるスピードで進化する技術環境にも対応するため、常に最前線の技術を追求しています。

今後の展望



エンファシスは今後、アレックスからの音声技術と平成電機のハードウェア技術を統合し、業務の拡大を目指します。特に、組込みソフトウェアや画像処理機器の開発に力を入れ、社会的ニーズに応える製品を提供することを目指しています。特に、視線で操作ができる福祉機器「アイスイッチ」は、ALSなどの障害を持つ方々を対象にしており、技術を通じて社会に貢献する姿勢を示しています。

エンファシスと平成電機の統合は、新たな技術革新を生む可能性が高く、両社のシナジー効果により、さらなる業績拡大が期待される中、注目が集まります。企業価値の最大化を目指し、今後も革新的なソリューションを提供し続けることでしょう。

会社情報

会社名
株式会社エンファシス
住所
電話番号

トピックス(経済)

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