新革新の賃貸住宅「ROOOJI」
不動産開発において新たなスタンダードを提供するフジケン株式会社が、職住を一体化させた新しい賃貸住宅シリーズ「ROOOJI」を発表しました。この取り組みは、住環境の多様化やライフスタイルの変化を受けて、地域とのつながりを意識した設計が特徴です。
街の一部となる新しい生活の場
「ROOOJI」という名称は、変形敷地や路地空間を活かした暮らしを意味します。入居者は自らの住まいをショップやアトリエ、オフィスとしても活用できるため、生活と仕事を密接に結びつけることが可能です。特に一般的には活用しにくいとされる敷地においても、その特性を最大限に引き出す工夫がされています。
ROOOJI大森中の概要
フジケンの新シリーズ第一弾は、「ROOOJI大森中」と名付けられたプロジェクトです。大田区の静かな路地裏に立つ、旗竿状の形をした全5住戸からなる賃貸住宅で、木造の3階建てで構成されています。特に目を引くのは、居住空間と仕事空間がシンボリックに繋がった「チューブ」という名称のエリア。ここは入居者が自由にカスタマイズできるショップやアトリエに最適化されています。
働きと暮らしのはざまにある新しい価値
「ROOOJI大森中」では、住居スペースがしっかりとプライバシーを保ちながらも、仕事空間と直結する形で機能しています。この構成により、入居者はONとOFFの切り替えが容易となり、職住一体の新しい生活スタイルを実現できます。入居者が任意でデザイン変更できることも、大きな魅力の一つ。
地域との共生を目指すデザイン
建物のデザインは、地域の独自性を生かしており、町工場や商店街の特性を反映したものになっています。外観は周囲の風景に調和しつつ特徴的なエレメントを取り入れることで、このエリアの一部として機能します。また、館銘板は地域のクリエイターが手掛けたもので、住民とのつながりを深める要素となっています。
物件の詳細
- - 物件名:ROOOJI大森中
- - 住所:東京都大田区大森中3-2-2
- - 構造:木造三階建て
- - 住戸数:全5戸
- - 面積:17.57㎡から59.56㎡
- - 賃料:60,000円から208,000円
- - 竣工年:2025年2月
内覧会は3月8日と10日に開催される予定で、特にメディア向けのイベントでは新たな都市生活様式を体験できる貴重な機会となるでしょう。参加方法は公式インスタグラムで随時発表予定です。
新しい生活形態を考える上で、「ROOOJI」は魅力的な選択肢となるでしょう。住まいに小さなショップやアトリエを組み合わせることで、地域との関わりをさらに深め、生活に豊かさをもたらすことが期待されています。