新発見！麹による二次発酵チョコレートが登場 - MINIMALの挑戦

麹を使った新しいチョコレート体験

チョコレート愛好家の皆さんに朗報です。日本初のスペシャリティチョコレート専門店であるMinimalが、革新的な手法を用いた新作チョコレート「EXPERIMENTAL #20」を2025年10月1日より数量限定で発売します。この製品は、麹を利用してガーナ産カカオ豆を二次発酵させたもので、その結果、驚異的な酸味を持つチョコレートが誕生しました。

二次発酵の驚き

Minimalでは、麹という日本由来の発酵素材を用いることで、カカオ豆の新しい味わいを引き出す試みを行っています。一般的にカカオの一次発酵では分解が難しい成分が、麹を使うことで新しい表情を見せます。酸味や旨味が際立ち、まるで早生みかんのような鮮やかな酸味を持ったチョコレートが楽しめるのです。今回は、2つの異なる発酵プロセスを体験できる味わいを提供します。

食べ比べの楽しさ

「EXPERIMENTAL #20」では、通常のカカオ70%のチョコレートと、今回の二次発酵のチョコレートを組み合わせ、食べ比べができる仕立てになっています。馴染みのある甘味やナッツの風味を感じる通常発酵のチョコレートに対し、二次発酵チョコレットは早生みかんや若いラズベリーのようなフレッシュな酸味を持ち、食べる人を驚かせることでしょう。同じカカオ豆を用いても、発酵の仕方で異なる風味が生まれることを実感できる機会です。

限定シリーズ「EXPERIMENTAL」

「EXPERIMENTAL」とは、2019年より様々なカカオ豆の製造方法を探求するプロジェクトの一環として、年に5回のみ発売される特別なラインです。カカオ豆の種類や産地、焙煎の手法に注目した実験が行われ、その結果として独自のフレーバーが創出されます。これにより、Minimalのチョコレートはより深みと多様性を持ち続けています。

Minimalのポリシー

Minimalのショコラティエやパティシエは、各地の良質なカカオを求め、発酵や乾燥方法の研究を進めています。その結果、高品質で新しいフレーバーを生み出すことを目指しており、特に持続可能なカカオ産業の発展に寄与するために活動をしています。技術支援やフェアトレードの取引を通じて、カカオ農家との協力関係を築き上げています。