熱海アートグラント2025
2025-09-19 11:30:44

熱海アートグラント2025が描く新たな文化共創の未来

熱海アートグラント2025が描く新たな文化共創の未来



2025年11月1日から30日まで、熱海市にて「ATAMI ART GRANT 2025 supported by Pasona art now」が開催されます。このイベントは、地域の芸術文化を大切にし、地元住民が主体となって「祭り」を創り上げることを目指しています。

開催の背景と趣旨



「ATAMI ART GRANT」は、昨今の地域アートイベントの中でも特にユニークな存在感を放つプロジェクトです。2021年にスタートしたこの取り組みは、滞在制作型プロジェクト「ATAMI ART RESIDENCE」と、アーティストをサポートする「ATAMI ART GRANT」の2本柱で展開され、地域とアートの強い結びつきを重要視しています。2025年の開催に向けて、運営を実際に熱海に住む市民中心に行い、スケールよりも持続可能性に重点を置いた価値創造の可能性を探ります。

メイン会場は、築60年の「野中山マンション」と呼ばれるリゾートマンションで、今も多くの住民が生活を送っています。この場所を拠点に、観光地としての側面だけでなく、地元住民の生活に根付いたアートを展開し、地域とアートの接点を構築します。加えて、市内の空き店舗やビル、海沿いの「リゾーピア熱海」でもアート作品が展示され、熱海の多面的な魅力をアピールします。

移動型アートと地域の融合



熱海サンビーチにはインフォメーションブースを設置し、地元クリエイターとのコラボショップを展開することで、期間限定の盛り上がりを図ります。また、雑居ビルの空きスペースでは著名な写真家による写真展「How to go」も開催予定で、地域のアートシーンを発信します。

市民が主導するアート祭り



企画責任者の近藤尚氏は、熱海が観光地として知られている一方で、地元の人々が芸術に触れる機会が限られていることに触れ、この祭りがその機会を作ることの重要性を訴えています。持続可能で長続きする文化活動を育むためには、地域住民が主体的に参加する祭り形式が最適であり、今後もより多くの市民が共創できるような取り組みを予定しています。

アートの未来を考える



「ATAMI ART GRANT 2025」のキービジュアルには、画家の水戸部七絵が手掛けたオリジナルフォントNFT「Nanae Mitobe Fonts V1」が使用されています。このビジュアルは、アーティストによって作られる芸術祭の精神を具現化しています。加えて、アート祭りのグッズとして展開される予定です。

水戸部七絵は神奈川県出身のアーティストで、ウィーンと日本を拠点に活動しており、その特徴的な手法で時代を反映させる作品を多数発表しています。彼女が代表する新しいアートのスタイルは、地域の文化をより深く掘り下げる役割を果たすことでしょう。

参加アーティストとその魅力



今回のイベントには、HB.や花坊、キムヒョンソク、近藤尚、田中勘太郎、松田将英など、ジャンルを超えた多彩なアーティストたちが参加します。彼らの作品は、熱海という地域と密接に結びつき、新しい文化の創造に寄与することでしょう。

開催概要



  • - 名称: ATAMI ART GRANT 2025 supported by Pasona art now
  • - 会期: 2025年11月1日(土)〜11月30日(日) 11:00〜17:00 ※火・水曜休催
  • - 会場: 野中山マンションをメインに、熱海市内各所
  • - 主催: ATAMI ART LINK DAO 合同会社
  • - メインスポンサー: 株式会社Pasona art now

市民の手によるアートと地域の結びつきを体感できる「ATAMI ART GRANT 2025」。地域住民が育むアートの未来を共に感じられるこの機会をお見逃しなく。


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会社情報

会社名
ATAMI ART LINK DAO 合同会社
住所
東京都渋谷区神宮前6-12-9BLOCK HOUSE 2F
電話番号
03-6874-3273

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