日本笑顔プロジェクト
2021-07-30 10:00:06
全国初!日本笑顔プロジェクトが掲げる新たな災害支援モデルとは
全国初の災害支援モデル:日本笑顔プロジェクトの挑戦
一般財団法人日本笑顔プロジェクトは、2019年の台風19号被災後に生まれた新しいコンセプトの形として、ライフアミューズメントパーク『nuovo』を設立しました。本施設は、農業と防災を融合させた施策で、災害時に役立つ機器や技術を体験・習得することを目的としています。ここでの活動は、重機オペレーターの資格取得だけでなく、現場での実践的なスキルの向上にも寄与しています。
nuovoの概要と運営方針
『nuovo』は、農業を基盤としつつ、防災の意義を広めることをコンセプトにしており、重機やバギー、エアードーム、トレーラーハウスなど、多様な設備が揃っています。これまでに500人を超える重機オペレーターがこの場でキャリアを積み、実践的なスキルを身に付けてきました。プロジェクトは、さらなるオペレーターの増加を目指し、1000人の目標を掲げて活動を拡大していく方針です。
災害時の支援活動の重要性
特に、2021年の梅雨時期には日本各地で水害が発生し、多くの人々がその影響を受けました。消防隊や自衛隊の迅速な対応が求められる中で、日本笑顔プロジェクトは第3の支援勢力として、重機オペレーターの派遣を行い、現場で活躍しています。市道や公道の整備は公的機関が担当しますが、個人宅や私道など、被害を受けた場所に迅速に対応できるサポートが不足しています。そこで、小型重機を用いた細やかな支援体制を強化し、災害時の効率的な救助活動を支援する構築を進めています。
教育と研修の取り組み
日本笑顔プロジェクトでは、重機オペレーターに特化したさまざまな講習を定期的に実施しています。学科講習や実技講習を通じ、実践に即した技能を習得する機会を提供しています。特に、小型重機の利用やATVバギーのライセンス取得、伐木業務に関わる特別教育など、さまざまなコースが用意されています。
今後も、長野県小布施町を拠点に、さらなるトレーニングコースの開設や、新たな資格取得プログラムを展開していく予定です。特に、全国規模でのオペレーターのネットワーク構築を目指し、将来的には50,000人規模のオペレーターが活躍する体制を目指します。
地域ぐるみの取り組み
日本笑顔プロジェクトの新たな施設『nuovo EX』は、長野県飯山市にはあじさい寺として知られる曹洞宗高源院に隣接し、また千葉県成田市にも開設されました。これにより、全国各地での活動も視野に入れた展開を進めており、地域の皆さんと連携しながら、防災意識の醸成や支援活動の輪を広げています。
さいごに
日本笑顔プロジェクトの取り組みは、活動を通じて得た知見を地域社会に還元することを意図しており、今後も多様なプログラムを展開し続けることでしょう。災害支援の新たなスタイルとして、そして日本全国の支援を促進する重要な組織として、その存在感をますます高めることでしょう。
会社情報
- 会社名
-
一般財団法人日本笑顔プロジェクト
- 住所
- 長野県上高井郡小布施町雁田676
- 電話番号
-
070-2023-5110