新時代のさつま揚げ
2021-09-17 09:00:03
海鮮北海道市場が新技術を導入し、健康志向のさつま揚げを実現
海鮮北海道市場、油切れの良いさつま揚げを実現
食の健康志向が高まる中、海鮮北海道市場株式会社は新技術「e-WAVE OIL」を導入し、さらなる製品革新を目指しています。この取り組みにより、油の吸収量を減少させ、より健康的でソフトな食感のさつま揚げを実現しました。
導入の背景
同社の会長である滝田修氏は、創業以来さつま揚げの手作りにこだわり続けています。特に人気の豚天や鶏天の品質向上を目指す中で、消費者の健康志向の高まりに応えるため、「e-WAVE OIL」の導入を決定しました。これにより、製品のパッケージ下に油が溜まらないさつま揚げの開発を目指すこととなりました。
「e-WAVE OIL」導入の効果
「e-WAVE OIL」を使用することで、さつま揚げの生地に改質された油を加え、柔らかく、軽い食感を実現しました。通常の油と比較して、食材の油吸収量が減り、ドリップや離水量も減少しました。これにより、揚げた後の風味や食感の変化も抑えられています。また、油の酸化や劣化による油の交換時期は、導入前の約2倍に延長され、調理の際の油切れも改善されました。
業務効率化への貢献
海鮮北海道市場の品質管理部長、八木秀樹氏は、「e-WAVE OIL」によって油跳ねが減少し、油切れも良くなったとコメントしています。これにより、揚げ色の安定性も高まり、消費者からも高評価を得ているとのことです。また、油の劣化が抑えられ、長持ちすることで、揚げ物の作業効率が向上しました。
テクノロジーの概要
「e-WAVE OIL」は、国際特許申請中の共振技術を応用したオイル改質機器です。油そのものを常温で改質することができるため、油の酸化や劣化を効果的に防ぎます。この技術により、肉や野菜と衣の間の隙間がなくなり、食材のうまみ成分を保持しつつ揚げ物を提供可能です。
油ミストの発生も抑えられるため、掃除やコストの削減、厨房環境の改善にもつながるでしょう。普段のフライヤーよりも油の酸化度が20%、劣化度が40%も減少し、廃油コストの削減にも貢献しています。
まとめ
海鮮北海道市場は、健康志向に応えるために新たな選択肢を提供し、業務効率化を図っています。「e-WAVE OIL」の導入は、さつま揚げの製造プロセスに革新をもたらし、消費者にとってもより魅力的な製品を生み出すことに繋がるでしょう。これからも、海鮮北海道市場がどのように進化していくのか、目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
株式会社アクアデザイン
- 住所
- 埼玉県さいたま市浦和区常盤9-11-1
- 電話番号
-
048-835-6955