中堅倉庫会社がDXグランプリ!浜松倉庫の物流DX/GX/EX戦略とは?
物流プラットフォーム「ハコベル」を展開するハコベル株式会社は、2024年7月25日に、浜松倉庫株式会社 代表取締役社長 中山 彰人 氏と、L-Tech Lab 菊田 一郎氏を招き、「中堅倉庫会社がDXグランプリ!中小にもできた物流DX/GX/EX~浜松倉庫、デジタル・グリーン・働く環境整備で躍進~」と題したウェビナーを開催する。
明治40年創業の老舗倉庫会社が、DXで新たな飛躍を遂げる!
浜松倉庫株式会社は、1907年創業の老舗倉庫会社だ。輸送機器や楽器製造業の集積地として知られる浜松で、地域に貢献することを理念とし、創業120周年を目指して進化を続けている。
同社は2022年に、県内中小企業として初めて経済産業省「DX認定」を取得し、2024年には同省が選定する「DXセレクション」でグランプリを受賞。日本で唯一の受賞企業となり、その取り組みが注目を集めている。
女性活躍推進から環境配慮まで、多角的な戦略で成長を加速
浜松倉庫は、DXによる生産性向上に加え、女性活躍推進、従業員エンゲージメントの向上、環境配慮型倉庫の建設など、多岐にわたる戦略を実行している。
特に、女性採用率66.4%、現場女性採用率(リフトオペレーター)54.5%という高い数字は、業界の中でもトップクラス。従業員が夢を持てる会社を目指し、人事・評価制度改革にも積極的に取り組んでいる。
さらに、2025年には環境配慮型「GX倉庫」を建設予定。物流ロボット導入により、さらなる進化を遂げる計画だ。
中小企業の物流DXの成功事例として注目!
浜松倉庫の成功事例は、中小企業にとって大きな示唆を与えてくれる。同社の経営方針や取り組みの詳細については、ウェビナーで語られる予定だ。
ウェビナーでは、菊田氏が中山社長に「深~い話を聞き出します」とコメントしており、実践的な内容が期待できる。物流業界関係者だけでなく、DXに関心のある企業経営者にとっても、必見の内容と言えるだろう。
参加方法
ウェビナーはZoom形式でオンライン開催され、参加費は無料。定員は500名で、抽選制となっている。参加を希望する方は、ハコベルのウェブサイトから申込みを行う必要がある。
詳細な情報は、以下URLから確認できる。
https://www.hacobell.com/seminars/l31s9qy6_4c
講演者紹介
中山 彰人 氏
浜松倉庫株式会社 代表取締役社長
1970年生まれ、静岡県浜松市出身。2013年に浜松倉庫株式会社代表取締役社長に就任。2020年5月~2024年5月には、静岡県倉庫協会会長を務めた。
菊田 一郎 氏
エルテックラボ L-Tech Lab
1982年、名古屋大学経済学部卒業。物流専門出版社に37年間勤務し、月刊誌編集長、代表取締役社長、関連団体役員などを歴任。物流現場や企業を取材し、講演や寄稿など幅広く活動している。
渡辺 健太 氏
ハコベル株式会社 ソリューション事業部 パートナー
新卒で企業向け人材育成サービスを提供する企業に入社。法人営業、新規事業立ち上げ、産学官連携プロジェクトなどを経験。その後、中国市場向けマーケティングを支援する企業で、新規事業立ち上げや現地子会社COOを務めた。2021年にハコベルに参画し、マーケティング・セールスを担当している。
まとめ
浜松倉庫は、DXセレクションでグランプリを受賞しただけでなく、女性活躍推進、従業員エンゲージメント、環境配慮など、多岐にわたる取り組みで成長を加速させている。同社の成功事例は、中小企業の物流DXの参考になるだけでなく、持続可能な社会の実現に向けて、多くの企業にとって示唆に富む内容と言えるだろう。