台湾総統への献酒、長期熟成型日本酒「夢雀」
最近、株式会社Archisが長期熟成型ヴィンテージ日本酒「夢雀」を台湾の頼清徳総統及び蔡英文前総統へ献酒しました。この訪問は、安倍昭恵氏が主導した文化交流の一環であり、日本と台湾の友情を深める重要な機会となりました。
株式会社Archisの取り組み
株式会社Archisは、山口県山口市に本社を置き、日本酒文化の発信に力を入れてきました。今回、安倍昭恵さんと協力して実現した献酒は、地域農業の振興だけでなく、文化交流の推進にもつながっています。
贈呈されたのは、「夢雀」ブランドの10周年を記念した特別限定ボトル「MUJAKU TEN –天-10th Anniversary」と、2023年のヴィンテージ「2023年夢雀」。両ボトルには、安倍昭恵さんの手書きメッセージが添えられ、心を込めた贈り物として伝えられました。
「夢雀」の背景にある想い
「夢雀」という名前は、夢をのせたすずめが世界に羽ばたくことを象徴しています。この日本酒は、日本の農家の想いと米の生命を吹き込む意義を持ち、国境を越えて人々の心を結びつける役割を果たしています。2013年から続く安倍昭恵さんとの取り組みを通じて、山口県の農業を盛り立てる「田植えフェスティバル」なども開催しており、その思いは「夢雀」にも反映されています。
「夢雀」の特製と魅力
「夢雀」は山口県の最古の酒蔵、堀江酒場とArchisが共同で開発した、独特な風味の長期熟成型リーダーです。伊勢神宮の神米「イセヒカリ」を使用し、数年から十数年の熟成を経て得られる、そのまろやかな酸味、深みのある旨味と芳醇な香りは、国内外の愛好家から評価されています。特に「MUJAKU TEN –天-10th Anniversary」は、2016年の初年度ヴィンテージ「2016年夢雀」と2025年ヴィンテージをブレンドした特別なものです。
ボトルデザインは元マリメッコデザイナーが手掛け、夜空に浮かぶ満月のように輝くすずめが描かれています。そのデザイン自体が見る人に夢と希望を与えるものです。
今後の展開
今回の献酒を契機に、Arcisは「夢雀」の台湾市場への本格的な展開を開始します。現地パートナー企業と独占販売契約を締結し、高級ホテルやレストランなどでの販路拡大を目指します。日本国内では「2023年夢雀」シリーズも数量限定で販売中であり、高品質な日本酒をさらに多くの人々に楽しんでもらうための取り組みを続けていきます。
今後も「夢雀」は、日本酒の新しいスタンダードとして、世界中の人々に愛される存在となるでしょう。