シヤチハタとバントナー、BtoB営業・マーケティング改革
シヤチハタ株式会社が株式会社SpeeeのDXコンサルティングサービス「バントナー」とのコラボレーションを通じて、営業・マーケティングの改革を実現しています。この取り組みにより、シヤチハタはBtoB事業において顧客獲得率や商談化率を顕著に向上させました。
シヤチハタの背景と現状
1925年の創業以来、シヤチハタは主に文具印章関連事業を展開してきました。その安定した製品力と販売網によって、文房具市場では強固な地位を築いていました。しかし、BtoB市場の成長を目指す中で、従来の商業活動では新規顧客の獲得が難しくなり、マーケティング活動の活性化が必要でした。データを活用した営業方法の確立が急務となっていたのです。
バントナーとの連携による新たな取り組み
このような背景を受けて、シヤチハタは「バントナー」を戦略的パートナーとして選定し、データを起点とした営業・マーケティングワークフローの改革を推進しました。
1. 営業・マーケティング連携基盤の構築
各事業が持つ顧客データや案件情報を統合するため、CRMやデータ基盤を使用して共通のプラットフォームを整備しました。これにより営業プロセス全体を可視化し、戦略的な意思決定が可能になりました。
2. MA戦略と優先度設計
マーケティングオートメーション(MA)を利用して顧客育成シナリオを設計し、見込み顧客を「属性」と「行動」の2つの基準でスコアリングしました。これにより、営業担当者が効果的にアプローチできるホットリストを確立し、商談の確度を高めました。
3. プロジェクトマネジメントの支援
全社的なプロジェクトのスムーズな推進のために、タスクやスケジュールの管理、意思決定プロセスの設計など様々な側面での支援を行いました。この体制によって、全ての業務が一貫して流れる仕組みを築くことができました。
実際の成果と今後の展望
この取り組みの開始からわずか3ヶ月(2026年3月〜5月)で、以下のような成果が生まれました。
- - ホットリードの増加: 新たに掘り起こされた見込み顧客の数が数倍に増加しました。
- - 商談化率の向上: より効果的な営業アプローチを行うことで商談化率が大幅に上昇しました。
- - リアルタイムのデータ基盤: ダッシュボードを通じて営業活動の成果をリアルタイムで確認できるようになり、状況把握が容易になりました。
シヤチハタの執行役員・柴田様も、約3ヶ月で顧客の状況を明確に可視化できたことに大きな手ごたえを感じているようです。「これまで埋もれていたお客様との接点を具体的な商談に結びつけられる感触が得られた」とコメントしています。
この成功を基に、今後もシヤチハタは自社の営業プロセスをデジタル化し、持続的に成長していく方向へ進む構えです。顧客との接点を強化し、データ駆動型の営業改革を進めることで、BtoB市場でのさらなる成長を目指します。
シヤチハタの企業情報
シヤチハタは、これまでの経験を活かし、アナログとデジタルの双方から顧客の持続的な成長を支援する企業へと進化を遂げる予定です。
- - 会社名: シヤチハタ株式会社
- - 設立年: 1925年
- - 年商: 182億円(2025年6月期)
- - 従業員数: 767名(2025年6月末時点)
シヤチハタとバントナーの連携による営業改革は、業界の注目を浴びており、今後もその結果に期待が寄せられています。