非認知能力の意識調査
2025-11-21 13:07:51

2025年度に向けた非認知能力の重要性、親たちの意識の変化を探る調査結果

親の意識変化を読み解く「非認知能力」調査



株式会社イー・ラーニング研究所が実施した「2025年総括『非認知能力』に関する意識調査」の結果、子どもを持つ親の間で非認知能力の重要性が以前よりも顕著に感じられていることが明らかとなりました。この調査は307人の親を対象に行われ、非認知能力についての認知度や期待される育成方法が探られました。

認知度の高まり


調査結果によれば、保護者の約6割は「非認知能力」という言葉をよく知っていると回答しました。しかし、具体的に思い浮かぶ能力にはばらつきが見られました。特に「協働性やコミュニケーション力」が最も多く挙げられ、次いで「創造力や発想力」、「自己肯定感」と続きましたが、親たちが非認知能力をどう捉えているかが分かる結果です。この背景には、親たちが子どもに期待する能力の多様性があることが伺えます。

非認知能力を育む場の期待


非認知能力を学校で育む場面として最も期待されているのは「グループワークや討論を通じた授業」との結果が出ており、親たちが学校教育におけるこのような手法に期待を寄せていることがわかります。この調査で示されたように、情報不足やカリキュラムの不足が障害とされている点にも注意が必要です。特に、非認知能力に関する情報が少ないとの回答が255件もあり、いかにこの分野での活発な議論が必要かを示しています。

学校教育への期待の高まり


さらに、9割以上の保護者が学校教育において非認知能力の育成を強化すべきだと回答しており、その重要性はますます高まっています。特に「自身の進路やキャリア教育」に関する非認知能力の育成が強く求められており、親たちは子どもたちが将来の社会で生き抜くために必要な能力を育てるべきだと感じています。

進学や就職での役立ちが期待される


調査では、約9割の保護者が非認知能力が「将来の進学や就職に役立つ」と感じており、これまでも進学や就職活動においてこの能力の重要性は増していると指摘しています。また、昨年度よりもその必要性を感じる場面は増えていると答えた保護者も多く、社会の変化に伴いその重要性が高まっていることが伝わってきます。

『子ども未来キャリア』と『スクールTV』の紹介


このような背景を踏まえて、イー・ラーニング研究所は「子ども未来キャリア」と「スクールTV」という教育プログラムを提供しています。「子ども未来キャリア」は、キャリア教育に特化したボードゲームを通じて、子どもたちに必要な知識や能力を楽しく学ばせることを目的としています。一方、「スクールTV」は、全国の教科書内容に基づいた小・中学生向けの動画教育サービスを提供し、能動的な学びを促進しています。

この調査結果からは、今後の教育現場における非認知能力の育成が、より一層重視されるべきであるとの確かなメッセージが浮かび上がってきています。親たちが抱く高い期待に応えるために、教育者や関係者のさらなる努力が求められています。


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