アクサ生命が発表した「社長さん白書2018」～経営者の資源意識と健康経営の実態とは～

アクサ生命が発表した「社長さん白書2018」

アクサ生命保険株式会社は、全国の中小企業経営者を対象にした「社長さん白書2018」を発表しました。この調査は、過去2004年から続けられており、今回で7回目を迎えます。調査のテーマは「経営者の未来づくり」であり、調査内容は「経営資源」、「事業承継」、「就業不能リスク」、「自らの未来づくり」、「健康経営」など多岐にわたります。

調査のハイライト

調査結果の一部として、8割の経営者が「ヒト（人材）」を最も重視する経営資源として挙げていることが明らかになりました。このデータは、経営者の方々が人的資源への意識を高めていることを示しています。一方、健康経営に関しては認知度は高いものの、実際にその取り組みを行っている経営者はわずか1割に留まっていることが示され、まだまだ改善の余地があることが浮き彫りとなりました。

また、事業承継の現状やそのに伴う課題、さらに就業不能が経営に与える影響についても、多くの経営者が懸念を持っていることがわかりました。特に、高齢化社会の進行に伴い、企業の持続可能性や次世代への承継問題が重要な課題として浮かび上がっています。

アクサ生命の今後の取り組み

アクサ生命では、これらの調査結果を参考にし、経営者のニーズに合わせた保険商品やサービスの提供に努めていく方針です。特に「健康経営」を全国の中小企業に広めることに重点を置き、企業経営者に向けてさらなる有益なアドバイスを提供するパートナーを目指しています。

調査に関する詳細情報は、アクサ生命が運営する特設サイト「人生100年の歩き方」にも掲載されています。このサイトでは「全国の中小企業経営者に聞いた『老後の生活』不安」も確認でき、今後の経営戦略にお役立ていただける内容が満載です。

アクサ生命について

アクサ生命は1994年に設立された企業で、AXAグループの一員です。過去の知識と経験を基に、237万の個人および2200の企業に対してニーズに応じた保障商品を提供しています。具体的には、死亡保障や医療保険、年金、資産形成商品などがあります。2017年度には2,500億円に及ぶ保険金や年金、給付金を支払い、多様なチャネルを通じてサービスを展開しています。

AXAグループのグローバルな展開

AXAは、61の国で約16万人の従業員を擁し、1億5千万人以上の顧客にサービスを提供する、保険と資産運用のリーディングカンパニーです。国際会計基準に基づく2017年度の売上は985億ユーロ、運用資産総額は1兆4385億ユーロに達しています。環境や持続可能性に配慮したビジネスモデルを掲げ、国際的なインデックスへの採用も進行中です。