ブルボン物流DX推進
2025-07-28 10:24:47

ブルボンが物流DX推進!全15拠点で新トラック予約システム導入

ブルボンがMOVO Berthを全15拠点に導入し物流効率化を推進



株式会社ブルボンは、株式会社Hacobuが提供するトラック予約受付サービス「MOVO Berth」を全15の拠点に導入しました。この取り組みは、業務効率化のみならず、蓄積されたデータをもとに継続的な物流の改善を目指すものです。自動化とデジタル化の波が物流業界を変革する中、ブルボンはこの急速な変化に対応するために見直しを進めています。

MOVO Berth導入の背景と狙い



近年、物流業界ではドライバー不足や長時間労働の問題が深刻化しています。このような状況を受けて、政府は2025年4月から「改正物流関連2法」を施行し、荷主企業と物流業者に対して効率化を求める規制を設けました。特に、荷物の積卸しにかかる時間を削減することが求められています。これに対応するため、ブルボンはトラックの入退場情報の事前把握や現場改善を目指してMOVO Berthを導入しました。

システムの運用と成果



ブルボンは、新潟・柏崎・村上にある全15の入庫・出庫拠点にMOVO Berthを導入しました。新潟ブロックは2024年11月、柏崎・村上ブロックは2025年4月から本格稼働が始まります。このサービスの導入により、いくつかの具体的な改善が実現しています。まず、業務の効率化が促進され、車両の予約情報に基づいて出荷準備が事前にスムーズに行えるようになりました。また、これにより現場全体の作業が立てやすくなり、効率が向上しました。

さらに、受付業務のデジタル化が進み、手書きからデジタルへの移行によって、受付業務の効率が飛躍的に向上しました。転記ミスのリスク低減や正確なデータ管理も実現しています。リアルタイムでの情報共有が可能になったことで、本社からも現場の状況を把握でき、業務の透明性が大幅に向上しました。

今後の展望と物流改善への取り組み



ブルボンは、改正物流関連2法の遵守とともに、MOVO Berthを活用し荷待ち・荷役時間のさらなる短縮に取り組んでいく方針です。具体的には、MOVO Berthで得られるデータを基に、各拠点の業務の改善分析を実施し、荷役時間がきちんと削減されているかを確認していく予定です。こうした取り組みを通じて、より持続可能で効率的な物流インフラを構築し、安定した水準の物流運営を実現することを目指します。

ブルボン関係者の声



ブルボンの執行役員である稲田浩氏は、「ドライバー不足や人口減少に懸念を示しながら、私たちメーカーは安全で安心な商品を顧客に届ける責務がある」と話し、MOVO Berthの導入がその実現に向けた一歩であると強調しました。また、物流管理課の齊藤あやめ氏は、荷待ちの軽減とデータを生かした業務改善の重要性を指摘しました。さらにHacobuの佐々木太郎社長は、データを活用した物流改革の意義を語り、ブルボンの取り組みがその一環として革新をもたらすことを期待しております。

結論:持続可能な物流体制を目指して



ブルボンは、今後もMOVO Berthを通じて継続的な改善に努め、物流の効率化と持続可能性の確立を目指して継続的に進化していくことが期待されます。私たちの身近な生活を支える物流において、この革新がどのように貢献していくのか、注目が集まっています。


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会社情報

会社名
株式会社Hacobu
住所
東京都港区芝5-29-11G-BASE田町4階
電話番号
050-5358-8885

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