太陽光発電システムの販売やメガソーラー発電所保有など再生可能エネルギー事業を展開する伯東株式会社が、次世代の太陽電池として注目を集めるペロブスカイト太陽電池の開発を手掛ける株式会社エネコートテクノロジーズと資本業務提携を行いました。
伯東は、エネコートのシリーズCラウンド資金調達に出資し、両社の連携強化を図ります。エネコートは、京都大学発のスタートアップとして、ペロブスカイト太陽電池の研究開発を進めており、その技術は従来のシリコン太陽電池に比べ、低照度条件での発電や薄型・軽量・柔軟性などの特徴を持つことから、IoTやモビリティ用途、さらにはカーボンニュートラル実現に向けた次世代の再生可能エネルギーとして期待されています。
伯東は、これまで培ってきた太陽光発電システムの販売やメガソーラー発電所保有、PPA(電力販売契約)提案などの実績を活かし、エネコートのペロブスカイト太陽電池が製品化された際には、自社の商品ラインナップに加え、顧客への提案を進めていく予定です。
両社の連携により、次世代の再生可能エネルギーであるペロブスカイト太陽電池の普及が加速し、カーボンニュートラルの実現に大きく貢献することが期待されます。
伯東株式会社について
伯東は、1953年の創業以来、工業薬品メーカーとして、生産の効率化に貢献する製品を提供してきました。近年では、再生可能エネルギー事業にも注力しており、太陽光発電システムの販売やメガソーラー発電所保有、PPA提案などを通じて、顧客のニーズに応えています。
伯東は、企業活動を通じて、「人と技術と自然環境の共存」を目指しており、先進技術を活用することで、より豊かな社会の実現に貢献することを目指しています。
エネコートテクノロジーズについて
エネコートは、京都大学化学研究所若宮淳志研究室の研究成果を実用化することを目的に2018年に設立されたスタートアップ企業です。ペロブスカイト太陽電池は、従来のシリコン太陽電池に比べ、低照度条件での発電や薄型・軽量・柔軟性などの特徴を持つことから、IoTやモビリティ用途、さらにはカーボンニュートラル実現に向けた次世代の再生可能エネルギーとして期待されています。
エネコートは、国内で数々の実証実験を進めており、ペロブスカイト太陽電池の製品化に向けた取り組みを加速させています。