冬休みの自由研究に最適な防災教材コンクール
2023年は、関東大震災から100年の節目にあたります。この重要な年を記念し、私たちは「デジタル資料を活用した防災教材・学習コンクール」を開催します。締め切りは1月7日で、冬休みを利用してぜひ参加してみてはいかがでしょうか?
1. 趣旨
日本では、様々な災害が発生しており、日々その記憶が薄れていっています。どのようにして私たちがその記憶を生かし、次世代に伝えていくべきかが今問われています。このコンクールでは、デジタルデータを活用して防災教育の新しい形を模索し、広くその効果を発信することを目的としています。
現在、各地で災害に関するデジタルアーカイブが整備されてはいますが、まだまだ周知されることが少ないのが現状です。本コンクールへの参加を通じて、デジタル資料の価値とその教育的活用について考える良い機会だと思います。
2. 部門・募集作品
本コンクールは、「防災教材部門」と「探究学習部門」の2つに分かれています。どちらの部門も個人参加やチーム参加が可能です。
防災教材部門
- - 内容: 学習目的や使用する教材、期待される学習者の変化などを中心に。
- - 形式: デジタル資料を使った教材あり方を示すA4サイズのPDF(1~10枚)。
- - 対象者: 小・中・高校の教員や教育委員会職員、文化財課職員、または教職課程を学ぶ大学生や大学院生。
探究学習部門
- - 内容: 自身の探究手法や視点を持って学び、特定の問いに答える内容。
- - 形式: ジャパンサーチを活用した探究学習の成果物をJSON形式で提出。
- - 対象者: 小学生、中学生、高校生。
3. 応募期間と方法
応募期間は令和5年の9月1日から令和6年の1月7日までです。応募は、各部門に設けられた応募フォームから行ってください。
4. 賞・副賞
応募作品の中からは、最優秀賞と優秀賞が選ばれます。各賞には賞状とともに、最優秀賞は商品券3万円分、優秀賞は1万円分の副賞が授与されます。
5. 審査員
多数の著名な教育者や研究者が審査を行います。東京大学の教授陣を中心に、研究者が作品を評価します。
6. 詳細・問合せ先
詳しい情報やお問合せは、以下のリンクをご確認ください。
- - 特設HP: コンクール役立つ情報
- - お問い合わせ: 東京大学大学院情報学環 特任研究員 大井将生(E-mail: oi-masao519[a]g.ecc.u-tokyo.ac.jp)
ぜひこの機会を逃さず、自分自身の学びを深めるチャンスにしてください!