クリスマス商戦期に急増するネット詐欺サイトにご注意！「Internet SagiWall™」が検知した最新情報

クリスマス商戦期のネット詐欺にご注意！

2013年12月、クリスマスセールや福袋商戦といった季節イベントを巧みに利用した詐欺サイトが多数確認されました。これらのサイトは、正規のECサイトを模倣したデザインで、消費者を巧妙に騙そうとします。

「Internet SagiWall™」による調査結果

セキュリティソフト「Internet SagiWall™」による12月度の調査では、インターネット詐欺サイトの検知数は62万3029件と、前月比19.7％減少しました。しかし、その内訳をみると、ワンクリック・不当請求詐欺サイトが前月比11.7ポイント増加し、98.3％を占めるという結果に。一方、フィッシング詐欺サイト、マルウェア感染サイト、ボーガスウェア配布サイト、脆弱性悪用サイトは減少傾向を示しました。

全体としては減少傾向にあるものの、ワンクリック詐欺の増加は無視できません。これは、クリスマスセールや福袋といった魅力的なキーワードを利用した詐欺サイトが、消費者の注意を惹きつけ、安易なクリックを誘導していることが原因と考えられます。

OS別の検知率

OS別に見ると、Android端末でのワンクリック詐欺サイトの検知率が非常に高く、99.12％にのぼりました。Windows端末も55.12％と高い割合を示しており、注意が必要です。一方、iOS端末では、ワンクリック詐欺サイトの検知率は83.70％と比較的低くなっています。

詐欺サイトの特徴

これらの詐欺サイトは、以下のような特徴を持っています。

魅力的なキーワードの使用: 「クリスマスセール」「福袋」など、消費者の購買意欲を刺激する言葉が使われています。
正規サイトの模倣: デザインやレイアウトが正規のECサイトと酷似しており、見分けがつきにくい場合があります。
限定感の演出: 数量限定、期間限定といった言葉で、消費者の焦りを誘います。
不審な支払い方法: 銀行振込のみしか受け付けなかったり、振込先の口座が外国人名義である場合があります。
会社情報の不足: 会社情報が不完全であったり、虚偽の情報が記載されている場合があります。

安全なネットショッピングのために

安全なネットショッピングを行うためには、以下の点に注意しましょう。

URLを確認する: 怪しいURLにはアクセスしないようにしましょう。
会社情報を確認する: 会社情報がしっかり記載されているかを確認しましょう。
支払い方法を確認する: 安全な決済方法を選びましょう。
* セキュリティソフトを使用する: 「Internet SagiWall™」などのセキュリティソフトを導入し、常に最新のセキュリティ対策を講じることが重要です。

Internet SagiWall™について

「Internet SagiWall™」は、ウェブサイトのコンテンツを解析し、悪意のあるコンテンツをリアルタイムで検出するセキュリティ対策ソフトウェアです。Windows、Android端末に対応しており、iPhoneやWindows 8端末向けには、危険サイト検知機能を組み込んだウェブブラウザアプリ「あんしんWeb by Internet SagiWall®」を提供しています。

年末年始は、詐欺サイトの被害に遭いやすい時期です。安易なクリックや個人情報の入力は避け、安全なネットショッピングを心がけましょう。