メットライフ生命が発表した2025年度第1四半期の業績
2025年度第1四半期(2025年4月1日~2025年6月30日)におけるメットライフ生命保険株式会社の業績が発表されました。代表執行役であるディルク・オステイン会長兼社長のもと、同社は前年同期に対して多数の指標で成長を遂げています。具体的なデータを見ていきましょう。
新契約年換算保険料が急増
最も注目すべきは、新契約年換算保険料が445億円に達し、前年同期比でなんと24.3%の増加を記録したことです。この成長は、メットライフ生命が顧客からの信頼を得ている証左であり、業界内での競争力を示しています。
総保険料の増加
さらに、総保険料は7,174億円となり、前年同期比で22.6%増加しました。これは、個人および法人のお客様に対して幅広い商品を展開してきた成果と言えるでしょう。多様な販売チャネルを駆使することで、より多くの顧客層にアプローチできていることが功を奏しています。
保有契約件数と基礎利益
保有契約件数も953万件と前年度末比で0.4%の微増を達成しました。これは、顧客満足度の向上やアフターサービスの質を重視するメットライフの取り組みが影響していると言えるでしょう。また、基礎利益は663億円で、前年同期比0.8%のプラス成長を見せました。これにより、同社は安定した経営基盤を維持しています。
ソルベンシー・マージン比率
一方で、ソルベンシー・マージン比率は718.2%となり、前年度末比で17.2ポイントの減少が見られました。この数値は、保険契約者に対する支払能力を示すため、今後の監視が必要です。企業の信用力や将来の成長を維持するために、自己資本比率を高める施策が重要になってくるでしょう。
企業の成り立ちと未来への展望
メットライフ生命は1973年に日本アイデアの外資系生命保険会社として事業を開始しました。以来、米国メットライフの日本法人としての使命を果たし、多様な商品を提供してまいりました。今後も革新と信頼を基にした商品展開を進め、お客様に最適な保障を選ぶお手伝いを続けていく所存です。
詳しい業績の詳細は、下記のリンクからご覧いただけます。
業績報告書(PDF)
メットライフ生命は今後もお客様に寄り添った保険サービスを提供し、さらなる成長を目指していきます。