備前市美術館オープン
2025-07-18 15:51:38

備前市美術館がついにオープン!ピカソと備前焼が共演する特別展開催

備前市美術館、グランドオープンを迎え多彩な展覧会を開催



2025年7月12日、岡山県備前市に新たに誕生した備前市美術館が、ついにグランドオープンを迎えました。これを記念して「ピカソの陶芸―いろとかたちの冒険―」と「備前の現代陶芸:至極の逸品」の二つの特別展が同時開催され、初日には約500名が訪れ賑わいを見せました。

ピカソの陶芸を体感


美術館の開館記念展の目玉は、世界的な巨匠パブロ・ピカソの陶芸作品にスポットを当てた展示です。ピカソは陶芸にも深い関心を持ち、3000点を超える作品を生み出しました。今回の展覧会では、備前市美術館に新収蔵された《花冠の女性の顔》、《顔》、《苦悩する顔》の3点を主体に、彼の独創的なアプローチが描かれています。

備前焼の現代作家たち


もう一つの展覧会では、伝統的な備前焼の技術を受け継ぎながら現代の陶芸家たちが追求する革新が紹介されています。約800年の歴史を誇る備前焼は、時代と共に進化してきました。今回の展示では、前期・後期合わせて83点の作品が一堂に並び、芸術の進化を感じさせてくれます。日本の陶芸の最前線がここにあると言えるでしょう。

開館記念を祝う式典と内覧会


開館の前日、7月11日には式典が開催され、市長や美術館館長、建築家の櫻井潔氏など約80名が出席。地域の皆様に見守られながらテープカットが行われ、開館初日を迎えるにあたり盛大に祝われました。式典後には、美術関係者や出品作家による内覧会も実施され、新たな展示空間が早くも評価されました。

開館初日のイベント


グランドオープン当日にはお茶席も設けられ、参加者は備前市内の美しい景観を楽しみながら、抹茶と備前焼を体験。さらに、先着1000名にはグランドオープン特別仕様の大手まんぢゅうがプレゼントされるなど、来館者に特別な体験が提供されました。美術館内にあるミュージアムカフェでは、地域の食材を生かしたオリジナルメニューが楽しめ、展示鑑賞の合間のリフレッシュに最適です。

特別展は続々と展開


特別展は9月28日まで続く「ピカソの陶芸」と、12月25日まで開かれる「備前の現代陶芸:至極の逸品」として、期間を通して、多彩な関連プログラムも用意されています。ギャラリートークやコンサート、また絵付けワークショップなど、来館者が楽しめる企画が盛りだくさんです。

施設概要


  • - 館名:備前市美術館
  • - 所在地:岡山県備前市伊部1659-6
  • - 開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
  • - 休館日:毎週月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)

新たに生まれ変わったこの美術館は、備前焼を中心に現代陶芸の魅力を広く発信する場として、これから地域の文化振興に貢献していくことが期待されています。訪れる多くの方々にとって、今後も楽しみな場所として成長していくことでしょう。

最新情報や詳細記載は公式ウェブサイトを確認してください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

会社情報

会社名
備前市美術館(一般財団法人備前市文化芸術振興財団)
住所
岡山県備前市東片上126備前市役所内
電話番号
0869-64-3302

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。